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本日情報解禁となりましたが、ジーニアス英和辞典の第6版が11月上旬に発売されます。

何回か開いた辞書ルームも(仮に再開の目処が立った場合は)第6版をもとに進められたらと考えていたので、引き続きもうしばらくお休みさせていただく予定です。

最近なかなか英語のお話ができずにいますが、あいにくもう少し時間がかかりそうです。
皆さんとまた楽しく英語についてお喋りできる日を楽しみにしています。

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【第4回 英和辞典、の話。】
13/2453 absorbからabの最後の単語(Abyssinia)まで歩みを進めました。

以下、長文となります。

absorb(吸収する)は、吸収先に向かうことより元から切り離され(ab)当初の場所からいなくなる意味合いに力点が置かれます。
また、吸い込まれた中身はあくまでも輪郭を保ったまま吸収先の一部となるイメージを持ち、この融合のあり方に英語らしさを覚えました。

abstain(棄権する・控える)は、stain(染み)から離れる(ab)という語源から、自分の意志で嫌な行為から立ち去るイメージを持ちます。
派生語であるabstinence(禁欲)はキリスト教で重んじられている考え方のひとつのため、少しばかり断食文化についてお話させていただきました。

abstract(抽象的な)では、派生語のabstracted(うわの空)を意味するいくつかの言い回しの話を。

absurd(ばかげた)では、人を不快にさせてしまう言葉だからこそ、いくつかある同意語のニュアンスの違いに触れることに足を踏み入れました。

abuse(乱用する)は、Use it but don't abuse it.(意訳: 使い方には気をつけましょう)やuseから逸脱した(ab)という意味合いについて。

abyss(どん底)では、参加者の皆さまから『メイドインアビス』という作品を、派生語のabyssal(深海底の)は深海魚のお名前にアビサルがつくと教えていただきました。
また、新宿にあるどん底という居酒屋さんのお話も添えさせていただきました。

最後は語順を変え、abuzz(活気のある)という言葉で終えました。
参加者の皆さまのおかげでとても活気があるひとときとなったことが、少しでも伝わっていれば幸いです。

毎度思うことですが、参加くださる皆さまの博学ぶりと温かさをただただ痛感するばかりで、圧倒的に勉強が足りないなと毎回心地良い刺激を貰っています。

先日ご参加くださった皆さま、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

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【第3回 英和辞典、の話。】
11/2453 aboveからabsolutelyまで歩みを進めました。

above(〜の上に)は、あるものから離れて上にあることを指したい時に活躍します。
離れることで遥かに優れることもあれば身の丈に合っていない状態にも変化し、よく動き回ってくれる言葉です。

abroad(外国に)は、broad(広いところ)にいる状態(=a)という素敵な語源から成ります。
absent(不在)では、lack(不足)の違いなどの話に花を咲かせながら不在者投票の言い回しも確認しました。

absolute(完全な、絶対の)は、人は何を言い表すためにこの言葉を作ったのだろうかと想像を膨らますことがやめられず、最後のご挨拶もabsolutelyを使ったひと言を用意していたのですが、伝える前に複数の参加者さんからabsolutelyを上手に活かした労いを頂いてしまいました。

毎回のことですが、参加者の皆さんの温かさをただただ痛感するひとときです。

今朝ご参加くださった皆さま、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

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【第2回 英和辞典、の話。】
8/2453 aboardとaboutを中心とした回でした。

aboard(〜に乗った状態)はもともと船をイメージさせる言葉なので、この新年度という航海の幕開けにWelcome aboard.(組織への新規加入者に対する「今日からよろしくね」)の表現をそっと重ねていました。

また、aboutは目玉焼きのイメージだと紹介しています。
目玉焼きの黄身が白身がと30分ほどずっと口にしていたので、お越しいただいた方の今日の朝ごはんの一品になっていれば幸いです。

今日紹介したabroadとabout、特にaboutには随分と愛着を持ってしまいました。目玉焼きは奥が深いです。

今朝少しでもご参加くださった皆さま、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

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【第1回 英和辞典、の話。】
5/2453 aからabloomまで歩みを進めました。

aやabを接頭語に持つ言葉はabandon(〜を見捨てる)を筆頭に悲しみを伴う単語が少なくなかったため、終盤に顔を出したablilityやable(できる・能力がある)がまばゆい光を放っていました。

最後はこの季節を思わせるabloom(開花して・花盛りで)で幕を閉じ、楽しいひとときは咲き誇る桜のように一瞬なのだと感じた次第です。

昨夜ご参加くださった皆さま、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

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