京都魔界巡りその➃異界やら地獄やら、幽霊やら、九相図やら、、怪しげな世界にひたったあとは、六波羅蜜寺で浄化。教科書にもよく載ってるあの有名な空也上人の仏像があるお寺です。今年の春に東京国立博物館にも出張してはって、えらい人気やったとか。帰ってきてはりました。誰もいない宝物館で、じっくりご対面できました。半分開いた目に入っている水晶がキラキラ輝いてすごい目力です。やや猫背ながらわらじをはいてしっかりと大地を踏みしめるおみ足、口から並び出る、南無阿弥陀仏の六文字の仏様。鎌倉時代からどれだけの人がこのお姿を拝んでこられたかと想像するだけで、自然に手を合わせていました。隣にいてはったのはこれまた鎌倉時代に作られた平清盛、こちらも上目使いの目がまるで生きているようで。誰もいないこの空間でじっと見ているとまばたきをしそうでゾワッとします。同じ時代に作られた、運慶、湛慶像はそのへんのおっちゃんっぽい(表現w)そして、ここにもいてはりました、あの四天王さんたち。平安時代に作られた、ジゾウコウタ。(持国天、増長天、広目天、多聞天)みんなええお顔してはります。入り口で絵葉書売ってました。空也上人のんは迷わず購入、四天王もコンプリートしようと思ったら、なぜ?持国天さんしかないやん。広目天さんは!ソロ活動もする多聞天さんないのはなぜ?!お寺の方に聞いてみました。4枚ないと!意味ないやん(これは言ってません)「4枚セットのほうが売れますよ。なぜ持国天さんだけなんですか?」「えーっと、それはいろいろ権利の問題で、、」えーっ?そーゆーこと?ここの持ちモンちゃうん?多聞天さんはセンター扱いだけに、肖像権にうるさいんか?まさかの大人の事情らしいです。南無阿弥陀仏。魔界巡り、番外編につづく。#京都#そうだ京都行こう #六波羅蜜寺#四天王#空也の寺