猊鼻渓に関するコミュニティ投稿【2025】|カニ,カニカマ-Gravity SNS

次の目的地は一関市猊鼻渓。

こちらは日本の四季を体感できる100年以上の歴史を有する舟下りが体験できます。

エンジンを使わず、船頭さんが棹一本で操る舟下りは日本で唯一ここ猊鼻渓だけ。

年中無休で運航しており名物は１２月から運航の「こたつ舟」です。その期間は名物の鍋や釜飯を食べながらの舟下りが体験できます。

ここを訪れたのも舟下りも初！ということで近くの駐車場に車を停め、意気揚々と舟下りの受付に向かおうとすると近くでアナウンスが流れました。

「あと5分ほどで電車が通過します。撮影されたい方はどうぞご遠慮なく紅葉をバックに撮影していってください」

そこでようやく頭上にある線路に気が付き、足を止めて周りを見回すと線路に向かってカメラを向けている人達のなんと多いこと！

アナウンスも「あと2分ほどで…」「間もなく通過致しますので左側をご覧ください」とその都度運行時間を知らせてくれるので、余裕を持って待機している人達で賑わっていました。

では私も、とカメラを構えるなりすぐ電車が通過したので無事撮影することに成功しました！

目の前を通過するタイミングで2度ほど短い汽笛を鳴らし、運転手さんや乗客が観光客に向かって笑顔で手を降り、観光客もつられて笑顔で手を降る…という、たった数秒の間にとてもあたたかい空間が生まれて感動しました。

見ず知らずの人達との一体感。

一瞬でもそこにお互いの心が通じ合った手応えを感じながら舟下りの受付に向かうと…

順番待ちの人が多すぎて乗れない！｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡

船の定員は約50人ほど。

約1時間半の移動で船頭さんのお話や歌を楽しんだり、途中運試しの穴に運玉と呼ばれる玉を投げて穴に入れば幸運になるというイベントが用意されていたり、景観を楽しみつつのんびり船旅を楽しめるのを期待していたというのに…

順番待ちした上に船旅などしてたら帰宅時間が遅くなる！という理由で断念…

その代わり周りの景色を楽しんだり、お土産屋さんをはしごして見たり、船に乗らずとも楽しめる要素はたくさんありました。

紙すき体験ができるお土産屋さんもありましたがこれも時間の都合で叶わず💧

ここに来る時は自宅から直行するに限るな…と痛感しました。

その日のうちに海と渓流どちらも見られて贅沢な気持ちになりました✨

#一関市
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