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ろびのわーる

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『隣の影』
老夫婦が暮らす家の庭には大きな木が立っていた。ある日、隣の中年夫婦からその木の影が日光浴の邪魔になるとクレームを付けられる。以来、いがみ合うようになった両家は、不審な出来事を相手の仕業と思い込むようになる。そして老夫婦の飼い猫が失踪したことにより、予想もしなかった悲劇が起こる。

救いのない鬱展開。悪い憶測がどんどんエスカレートしてゆく。画面は常に暗く、BGMもほとんどない。

老夫婦の息子にもトラブルが発生し、メインストーリーと並行して進む。こっちはこっちで救い難い。自業自得なだけに。

北欧の映画だけあってかなり陰湿。でもそれがいい。こんなどうしようもない人々に救いなどなくていい…と、つい思ってしまう。

結局のところ、コミュニケーションがちゃんと取れてないのが良くないんだと思う。
それと、別れた恋人の画像はちゃんと処分しないとね。

#映画 #鬱映画 #北欧映画
#UNEXT #隣の影
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ろびのわーる

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『枯れ葉』
フィンランドの首都ヘルシンキが舞台のラブストーリー。工事現場で働く男と失業中の女がカラオケバーで出会い、名も知らぬまま惹かれ合う。

やりたくもない仕事を淡々とこなす日々。ちょっとした楽しみも取り上げられ、職も失ってしまう。そんな陰鬱な日常に差す、ひとすじの光。
ラララ にじがにじが そらにかかって…

お互いの不器用さと不運が重なり、なかなか始まらないし思うように進展しない。見ていると少しもどかしくなるけど、ピュアなところが可愛く思えてくる。

庶民的だけどお洒落で格好いい世界観。北欧の人は色使いのセンスが素晴らしい。
音楽もめちゃくちゃ良かった。癖が強めで懐かしさのある曲で、それがいい感じのスパイスになっていた。

心がじわっと温かくなる映画。大人のクリスマスにぴったり。

#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #映画館
#枯れ葉 #北欧映画
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ろびのわーる

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『SISU』
SISUはフィンランドで「不屈の精神」の意味。その“SISU”を持った伝説のフィンランド兵が、ナチスの一軍隊にたったひとりで立ち向かうバイオレンスアクション。

かつて家族を殺された復讐に、300人のソ連兵をひとりで殺害した伝説の老兵。とにかく死なない。生きることを諦めない。手にした武器はツルハシひとつ。知恵をフル活用し、完全武装した戦車隊にも立ち向かってゆく。

KGF、ジョンウィック、イコライザー、そしてSISU…今年は不死身の一匹狼が活躍するバイオレンスアクション映画が大豊作。

中でも個人的にイチオシなのがこのSISU。ネタが新鮮で、脂が乗っている。尺も仕事も無駄のない一口サイズ。そして北欧映画特有の陰鬱な生臭さと、B級映画っぽい酸味の絶妙なバランス。後味も爽快で大満足だった。

#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #映画館
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