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#朗読会るぴなす💠

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#今日はなんの日 🍊
#暦の話

初春がもう終わりますね...
二十四節「雨水(うすい)」
今日から最後の5日間となる
七十二候「草木萌動(そうもくめばえいずる)」
3月になっちゃった


萌えて動くを「めばえいずる」と読むわけですが
この時期は季節や風や晴れにいろんな
呼び方があるそうな

「木の芽時(このめどき)」
「木の芽風(このめかぜ)」
「木の芽晴(このめばれ)」
「木の芽冷(このめびえ)」

晴れても寒くても風が吹いても
名前がついています
3月に降る雨は
「木の芽起こし(このめおこし)」
というそうですが
これもまたいろんな呼び方があり

「木の芽萌やし(このめもやし)」
「木の芽流し(このめながし)」

とも言うそうな
多分三寒四温(週に3日は寒く4日は温い)の
四温の日の事を言ってるんじゃないかと
思うんですが

なんにせよ
そろそろみぞれも無くなって
春先のしとしと雨が振る頃です
皆さんの投稿を見ると
もう桜が見えますね。早いなあ...

暖かくなってきたとはいえ
春先の雨って冷たいですから
油断してると芯まで冷えます
皆さん、健康には気をつけて



旬の食べ物は
蛤(はまぐり)
山独活(やまうど)
菜の花(なのはな)

貝って美味しいですよね(´﹃`)
ひな祭りも近いので
たまには
滋養ある何か美味しいものを
食べられてはいかが?

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#今日はなんの日 🍊
#季節の花
#エノコログサって狗尾草って書くんですね

.hackでミアがあまりに
エノコロエノコロ言うもんで
そのイメージが刷り込まれて
猫由来のイメージでいました…(*ΦωΦ)アハァ

そんなエノコロ
柳のエノコロもありやした
学名Salix gracilistyla(猫柳)
ちょうど今の季節の花です

ラテン語のsal(近い)+lix(水)から
水辺に生える事を鑑みて
Salix(柳)なんじゃないかという話の通り
猫柳も水辺に生えてます



花言葉は「自由」
「思いのまま」
「開放的」
「率直」「気まま」「努力が報われる」



猫柳ですがエノコロ柳という別名もあり
犬の尻尾なのか猫の尻尾なのか
判然としません
どっちなんだい!!(パワー!)




3月は卒業シーズンですね
社会人になると卒業は自分で決めるものですが
学生の皆さんはいかがでしょうか

努力が報われた人もいれば
そうではない人もいるかもしれません

しかしまあなんといいますか
ここはひとつ
明石家さんまさんの名言で手を打つのは
いかがでしょうか


「生きてるだけで丸もうけ!」



せっかくですから
時間の許す限り
与えられた中から
喜び楽しみを見つけだしていけたら
良いですね𓂃𓈒 🌸🍃




GRAVITY

花は咲く

八千代少年少女合唱団,長岡利香子,伊東麻奈

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#今日はなんの日 🍊
#アポロ9号

記事書いたら
アップロード失敗で書き直しというね💦



という事でアポロ9号記念日です
なんでやねん、月面着陸は11号やろ
ということなんですが
8号までは月面着陸機じゃなかったんですって

9号からようやく月面着陸仕様になったと
なので、月面着陸が初めて視野に
入ったアポロは9号機!

そしてそこから3回飛ばした
3回目で人類は月に足を踏み入れるというわけ




私は創作物(フィクション)という意味での
読書をしなくなって久しいのですが
それでもあえて手に取るフィクションが
あるとすれば
それはサイエンス・フィクションです

東野圭吾よりも
村上春樹よりも
宮部みゆきよりも

アーサー・C・クラーク(幼年期の終わり)
フランク・ハーバート(デューン砂の惑星)
ウィリアム・ギブスン(ニューロマンサー)

です

※活字が苦手な人には
スペースパイレーツCOBRAをおすすめします!




今、現実とSFの境目が本当に
小さくなりましたよね

スペースXがスターリンクを提供したことが
ウクライナ戦線に多大なる影響を
与えた事は記憶に新しいですが
戦場をドローンが飛び回る世界が
現実になる日がこんなにも早く
訪れるとは

せいぜいHalf-LifeかDOOMの世界か
APEXレジェンズのクリプトくらいかと💦



みなさんも
来たるべき近未来が来る前に
心の準備をするため
SFを読みましょう


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#今日はなんの日 🍊
#暦の話

二十四節気――啓蟄(けいちつ)
新しい七十二候「桃始笑(ももはじめてさく)」
3/10~5日間
笑うを咲くと読むのっていいですね


春と言ったら花見
花見といったら桜
桜と並ぶといえば、梅
そして、桃です
君ら似すぎてて分からんのよ[冷や汗]

見分け方ですが
さっと調べれば出てきます

桜……花弁の先端に切込み
梅……枝に軸なく咲き、花弁が丸い
桃……花弁が尖っており、軸が桜より短い
みんなバラ科なので似てますよね

昔日本に流通していた桃はあまり甘くなかったらしいんですよね。明治頃には「水菓子」と呼ばれるように外国産の果物が流通し始めているのですが、外から入ってきた桃が甘くて大好評だったとか

鬼ともゆかりの深い桃ですが
魔を払う霊木と見なされてきたことが由来らしく
桃太郎に限らず西遊記に出てきたり
不老不死をもたらす仙桃など
とかくエピソードのある桃ですが



やはり桃源郷について触れずにはいられない
キングダムで
桓騎が死のうとしてますからね(ぇ?)

一般的に理想郷=桃源郷と見なされますが
実際のところ似て非なるものです

理想郷(ユートピア)は皮肉の代名詞です
何故ならそれは実現させようとするから。考証を要するSFの世界で理想郷がよく出てくるのもそのためでしょうね。思考実験や哲学にも近い
要は赤旗なんです(共産主義や社会主義)

一方、桃源郷はどちらかというと禅です
これは戦禍を逃れた者たちが俗世と離れて暮らす村を見つける物語が語源になっている事からも分かる。桃源郷の方が消極的で、心の中あるいはその在り方に重きを置いている

Wikipediaにも載っていますが
「海の彼方には もう探さない 輝くものは いつもここに わたしのなかに みつけられたから」(千と千尋の神隠し「いつも何度でも」)

つまり
ユートピアは外側(国や制度)が変わる
桃源郷は内側(人)が変わる



これって「きつねの窓」だと思うんですよね笑
どういうこと!?
と思ったそこのあなたは
是非、本日21時に遊びに来てくださいね笑


▶「きつねの窓」/「手袋を買いに」
▶本日21時スタート(10分前からOPEN)
▶参加方法
タイムラインに投稿する音声ルームをタップするか、運営のフォローをオススメします

音声ルームにて
お会い出来ましたら嬉しく思います
GRAVITY

桃始笑

おおくぼけい

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#今日はなんの日🍊
#旬のもの
ということで鰊(ニシン)の話でも



ニシンと言うとすぐ魔女の宅急便が
思い浮かぶ私ですが
舞台が海沿いの街であることと
その雰囲気などからもわかるように

スウェーデンのストックホルムが
舞台とされているそうですね



おばあちゃんの出したニシンのパイが
実在するメニューで見た目も最悪なので
わりとお孫さんの反応の方が実は
正常なのでは無いかというエピソードですが

鰊はちょうどこの季節が旬だそうです
通称•春告魚(はるつげうお)
日本では産卵のために北海道沿岸に
押し寄せるのだとか



北海道沿岸というと
今年あまりにも寒すぎて
オホーツク海に行き損ねたイワシが
大量漂着死した事がありましたが
実はイワシもニシンの仲間です

違いはニシンが春旬なのに対し
イワシは夏から秋
イワシはニシンの仲間ですが
ニシンはイワシ以外の魚も含みます



スウェーデンで鰊のパイ(stargazy pie)
以外で有名なニシンメニューですと
「シュールストレーミグ」があります
テレビでも話題になった
匂いのキツすぎる珍味
見た目はビネガー漬けですけどね
どんな味なんでしょう

ちなみに匂いですが
納豆の18倍
くさやの6倍という記事がありました
危険物ですね笑


ニシンは二身(にしん)とも書くらしく
これは身欠鰊という料理から来ています
アイヌ語の語源ではカドという呼び名があり
これがカズノコの由来にもなっており

まあつまりなんというか
食べる事を前提に名前がついてるんだなあと
思わざるを得ないニシン

実際、保存に適しているので
内陸部の主要な食用品でもあったらしいですが



水族館で見ると結構綺麗なんですけどねー
群体で遊泳する姿を見ていると
神秘的というか、あの脈動する感じが
なんとも言えない...
あれを全部薄い塩漬けにして
発酵させたら大量のシュールストレーミグ
になるというわけですね



さて、話は変わりまして
本日企画最終日てございます

夢十夜(後半)ーー第六夜〜第十夜
10分前より客寄せ開始しており
21時頃に開演です

本日もお付き合い頂けたら嬉しく
音声ルームにてお会いできる事を
一同心待ちにしております


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#今日はなんの日 🍊
#酢酸の日
#旬のもの
#鰆は春より冬に食え


3月9日ですが
瞳を閉じても閉じなくても酢(39)酸の日です
でも流石に瞼の裏にいれるのはまずいです



鉄板ネタですが
寿司みなさん何が好きですか?

わたしは大体
炙りサーモン•穴子あたりを摘んだ後
いくらとネギトロらへんの軍艦を
はやめに食べつつ
一旦、厚焼き卵で休憩した後
赤貝•つぶ貝•ホタルイカと
貝類と介類を攻めていくのですが

近年この傾向に変化がありまして



酢で締めた白身魚旨くね?
しめ鯖、しめ鰆の握り美味くね?
(※両方とも赤身魚です)



という事で鰆(さわら)の話です
赤貝も旬らしいですが
鰆(さわら)は分かりやすく
春がついています通り今が旬


しかし、寒鰆(かんざわら)の言葉で
分かる通り、脂がのって美味しいのは
冬なんですってね
つまり旬が一つの季節に2回ある
二度美味しい

春が旬というのは漁獲量が関係してると思われ
やっぱり冬を超えて産卵期に入り
獲れ高が多くなるので春魚というわけ
冬の方が数が少ない

ちなみに語源の由来ですが
「狭い腹」≒さわらと読むからだそうです
だいたい魚はどいつも腹狭いだろとか
突っ込んじゃいけません

あとサバ科に属しているので
サバとはお隣さんです
脂ののりは鯖の方がアツいですが
鰆の方が身が柔らかいです



酢で締めるとき
身が柔らかい魚は酢酸特有の効果で
タンパク質が分解されてしまいますよね

でも美しく酢締めされた切身は
つやっとしているので不思議
普通はボロボロになっちゃうんです

生寿司(きずし)特有なのですが
酢に漬ける前に塩を振るのが
秘訣らしいです
※これ、下味かなんかだと思ってました💦


鰆の表面に薄い食塩水の膜を作る事で
酢に漬けたときの浸透圧を調整し
身が崩れるのを防ぎつつ
細胞ひとつひとつは塩で一度バラバラにした後
酢酸によって硬く変性させるというね

歯切れがいいのに柔らかいのは
こういう化学変化が関係してるわけです
わーお、サイエンス



最近GRAVITYの投稿でも
「暑くない?」
という言葉がちらほら見受けられます

寿司は身体を冷やしますが
春先暖かくなってきたのなら
そろそろ生魚も食べ頃かもしれないですね



よし、今すぐ鰆(さわら)食べろ、いいな?




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#今日はなんの日 🍊
#暦の話

3/30〜5日間
二十四節気「春分」の最後の週
「雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)」

旧暦はこういうそろそろ〇〇が始まる季節
という表現が多々ありまして、面白いのは始まりがあるやつはだいたい終わりがあります

たとえば今回の「雷乃発声」は
秋分の
「雷乃収声(かみなりすなわちこをえおさむ)」
と対になっているし

蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)は
仲春の啓蟄(けいちつ)七十二候ですが
秋分(しゅうぶん)の七十二候
「蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)」
と対になっている

初冬(しょとう)の小雪(しょうせつ)
七十二候「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」
で虹が見えなくなったと思えば
晩春(ばんしゅん)の清明(せいめい)
七十二候「虹始見(にじはじめてあらわる)」
で虹が戻ってくる



そしてとにかく当て字読みが凄い
厨二病と湘南暴走族もこれにはにっこり
雷乃発声とか、鬼滅に出てきてもおかしくない



この時期の雷のことを「春雷(しゅんらい)」と
いうそうですが、皆さんのところでは雷雨はありましたでしょうか。私は春雨(「甘雨」)には遭遇したけど春雷はまだですね

虫出しの雷とも呼ばれるそうで
こうなってくると暖気団が通過した後ですので
どんどん気温上昇します
そして、虫が増えるというわけ💦



SF作家の上遠野浩平さんは
「愛とは四月に降る雪のようなものだ。思いがけなくしかし確かに予感を持っていた存在ーー時季外れで、ひどく身に凍みる」
と作中に書き残していますが

雪は流石にこちら東北でももうないです。隣街に標高2000m級の山があったりしますが、ああいうところに行かないと名残雪は見られません
いい加減タイヤを交換しろ

この時期は寒冷前線がまだ生きているので
まだまだ急に寒くなったり、場合によっては雪が降ったり雹が降ったりする事がありえます。特に雹が降るというのはそれなりに雲に高さがないといけませんので、それだけ気団同士のぶつかり合いがあるということ。冬の乾燥した空気に寒暖差と日本海や太平洋の蒸気を吸って膨れ上がった雲が上空で帯電する。すなわち、雷の発生条件もバッチリ満たしてるというわけです


そして
「初雷(はつらい)」もこの時期の季語
いつ鳴るかな?
(もう鳴ってたりして💦)



GRAVITY

春雷

s-o-a

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#今日はなんの日🍊
#暦の話

七十二候「梅子黄(うめのみきばむ)」

二十四節気の芒種(ぼうしゅ)最後の週
これが終わるとついに夏至です
大黒摩季です
つまり「夏が来る」(もう来てる😇)

ところで芒種ってなんだったのっていう話ですが
要するに稲作に切り替わるタイミングです
(芒は稲穂の先端のこと)

この時期はたくさん雨が降ります
なにせ梅雨入りしますからね。そして妙にこの時期に梅の名前がちらつくのも無関係ではなく、やはり梅が熟れる時期がちょうどこのあたりです

元々は中国からの輸入品の梅
当初は燻製として日本に入って来たらしく
見た目は真っ黒!なので食べ物というより
薬丹のように見なされていたとか

事実、これほど抗菌・殺菌力のある
食べ物もそうないです
スーパーアルカリ・フードです

日本では武士の気付薬代わりの
携帯食になりつつ、庶民の食卓やお茶
果てはおせち料理に
登場するまでになりました

ちなみに
中国大陸側ではこの時期、雨が少ないので
「反舌無声」つまり舌が渇き声が出ない、と
言うそうです。日本と中国のまったく異なる環境で同時に収穫期を迎えるのが梅というわけ

1~3月の間に花をつけ
6月頃に実をつける梅
桜よりも早く咲いて遅く散る梅は
見てもよし、食べてよし、飲んでよし、と
三方良しで優秀!

しかしここでいう「きばむ」梅は
食べてよし、の方の梅っぽいです
というのも、いわゆる青梅と呼ばれる方は
食べるには固く、専ら梅酒に代表される
ように、漬け込んでお酒にする用途の梅

これが徐々に熟れて黄ばみを見せるように
なって始めて、梅干しの方にも使えるくらいの
柔らかい実になってくるわけですね


梅の効能はおそらく
「熱・冷・湿・乾」という
紀元前4世紀の古代ギリシア「医学の父」
ヒポクラテスの説で考えるとしっくりきます

湿ってて蒸し暑いこの時期は
乾物(かんぶつ)からエネルギーを貰いつつ
食べ方は冷たく涼味たっぷりが良さそう

おすすめはやっぱり潰してジュレにして
きゅうりと合えて、刺身と一緒に添えて
食べるか、サラダに和えたりわかめや昆布と和えて冷ややっこにしたりでしょうか

ただただ冷たいものだけだと身体がばてますから、乾物を入れてきっちりミネラルを補給するのがポイントというわけです

だからなんか体調不良のそこのあなた
梅干したべなさい
GRAVITY

梅子黄

おおくぼけい

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#暦の話

24節気の清明(せいめい)
七十二候「鴻雁北(こうがんかえる)」
4/9〜5日間です

戻ってくる燕(つばめ)があれば
帰っていく雁(かり)があるのが春

鴻は「ひしくい」と読みます
大型の雁(がん)のこと
ただの雁だと、小型を表すのだとか


雁帰るだと春の季語
雁渡るだと秋の季語
彼らは夏はシベリアで過ごし
秋になると日本に帰ってくる
避暑地にしては寒すぎない?💦


雁ですが、銀河鉄道の夜で
鳥捕りが捕まえた雁の足を
ジョバンニ達に振る舞ったシーンが
印象的です

まるでお菓子のような味がする雁
何故宮沢賢治は、雁の脚をお菓子として
描いたのでしょうね

ちなみに鳥捕りの正体は
こぎつね座なのではないかとされています
曰く、星座が咥えている鳥が雁なのだとか



銀河鉄道の夜はるぴなす2番目の作品です
結成してからという意味ではこれが初回
我々がるぴなすと名乗り始めた最初の作品です

作中ではミステリアスで怪しげな雰囲気すらする鳥捕りですが、ジョバンニとカンパネルラの関係性、その特異性にいち早く気づいたのも彼。私は作中のキーマンだと思っていますが、いつかまた企画で読む日が来るといいな



さて
鳥の渡りは2ヶ月以上に及びますので
3月下旬に雁が渡りを始めれば
目的地に着く頃には5月も中旬
移動距離は万kmとも言われます

渡り鳥は物理的に磁場が見えているそうです
活性酸素の1種が感光性タンパク質と結びつき、いわば目の中にコンパスが具現化している状態。おそらくオーロラのように見えているのではないでしょうか

詳しくは
magneto reception(磁気受容)の
研究論文に関する記事を参照ください
クリプトクロムと名付けられた
光受容性タンパク質が関係しているそうです
SFみたいな話ですね[大笑い]



▼以下、短歌用メモ

●気になった食べ物
・かつおのたたき
▷堅魚(かたうお)が語源なのだとか
・葉山椒
・木の芽味噌、木の芽和え、木の芽田楽
▷どれも山椒(さんしょう)使用
・たらの芽
▷鱈(タラ)とは何の関係もない山菜
・雁が音
▷茎で淹れるお茶のこと

●気になった季語
鳥曇り/鳥風/春霞/雁風呂(がんぶろ)
春の行方/春のかたみ

●その他の単語
春染/春初め/翁草/雁が音(かりがね)

GRAVITY

鴻雁北

おおくぼけい

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#今日はなんの日🍊
#暦の話

七十二候「乃東枯(なつかれくさかるる)」
夏至の到来です

この時期「短夜」が季語でして
年間で最も日が長く夜が短い
▶夜が短い=逢瀬も短い
▶「夢でしかあなたと逢えない夜がこんなに短いなんて...」の夏至
※「きちんと寝たいのに短夜で寝た気がしねーよ」の夏至


日が長いといいつつ梅雨ですからね
日の長い感じがあまりしません
そしてこの時期、個人的に
体調を崩しやすい...

軽装にしていないと
寝汗で体中が冷えてしまうのに
軽装過ぎると梅雨寒のせいで
自覚なく体を冷やしてしまう

このタイプの気候は喉にくる。私も現在進行形で、扁桃腺がハレ晴レユカイ、なぞなぞみたいに地球儀を解き明かすどころか頭に来て粉砕するレベルです。鼻水止まらない。喉痛い。梅雨を死刑にしろ今すぐ

そんなあなたと私に耳寄りな情報ですが
乃東(だいとう/なつかれくさ)が
効くらしいです

乃東=夏枯草=ウツボグサ
英名だとAll-heal!
腎臓、膀胱炎の漢方薬にだそうですが、夏バテ防止にもなったり、煎液が口内炎や扁桃炎などに効果があるとかでうがい薬になってます。抗菌・殺菌力があるのか、根っこを煎じて飲むのが効くらしい

ちなみに夏枯とはいいますが
本当に枯れているわけではありません
枯れているように見えているだけ
陽光に当たるときアントシアニンの変色が枯れているように見せるそうです。そして抗菌作用もこのアントシアニンが持っています

具体的な作用としては血管拡張、血小板凝集抑制=血流改善や血栓防止ですね。なので高血圧症や動脈硬化・心臓病予防にも効果があるそうです

医薬品だと第三類に分類されてました
ふつーにネットショップで買えるみたい。生薬としては根を用いるようですが、それ以外の部分も余さず利用できます。というか食べられます。若葉、若茎は生のままテンプラor 塩茹でにして浸し物、油炒め、ゴマ和え、カラシ和え
花穂も天ぷらにするか熱湯をくぐらせ、甘酢、二杯酢、三杯酢で食べるかカラ揚げ、テンプラ

なんか天ぷら多くない?
とりあえず天ぷらにしときゃいいやって思ってない?

…あたりだよ!天ぷら美味しいよ!
ということで紫の花を見つけたらてんぷらにしましょう。あなたの風邪に狙いをきめて夏枯のテンプラ。いかがでしょうか



GRAVITY

乃東枯

おおくぼけい

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#今日はなんの日
#暦の話

グルメ情報まとめていたら
気づけば次の暦でした

初雷の後は
七十二候「玄鳥至(つばめきたる)」
4/4の昨日〜五日間
ちなみに二十四節気の春分も4/3まで
暦上では晩春にあたる「晴明(せいめい)」
に入りました

晩春だと⁉️
つまり暦ではもうすぐ春終わるんです💦
ほんまかいな⁉️



五日経つと暦はすぐ変わってしまうので
この前暦の記事書いたなーと思ったら
もう変わってるのが大抵ですが
シンプルに4月の頭ってなんだか
慌ただしくて忙しい

慌ただしいのは渡鳥も同じで
冬の到来で渡りをしていた彼らが
ちょうどまた還ってくる時期

ツバメというと
低く飛ぶ姿を見たら雨を予感させる事で
知られていますが
そういえば前回の「雷乃発声」でも
初雷は虫出しの雷とも呼ばれてるなと
思い起こしたりしました

そろそろ虫も姿を表す頃
見計らってツバメ達も活動を始める
よく出来てますね 笑
ちなみに時速200kmで飛べるんだそうな
ほんまかいな⁉️

ちなみに例によって対になるタイプの暦で
「玄鳥至」があれば「玄鳥去」があります
(9月ごろです)
ツバメの別名もいろいろあって
面白かったので書いておきます

天女(つばくらめ)
乙鳥(つばくら/いつちょう)
燕(つばくらめ/つばくろ)

くらという言葉はたぶん玄鳥(げんちょう)の
玄からきてるんでしょうね(黒色のことですもんね)

少し調べれば分かりますが
「つばくら」=「土食らい」説がありまして
巣を泥と藁を唾で固めて作る事を
指しているという話があります

つまり唾(つば)で倉(くら)を作るから
ツバクラ
(ΦωΦ)ホホォ…

ツバメのことを土食と表現しても
今じゃなんのこと言ってるか
分からないですね笑

こういうちょっと知識がないと
分からないところも奥深くて面白いです

ちなみにツバメの巣ですが
アナツバメと呼ばれる種類の巣は
高級食材だって知ってましたか?[疑っている]
あれ、食べる人達がいるんです笑笑笑
興味ある人は調べてみてくださいね



※以下、短歌用メモ

○気になった旬の食べ物
初鰹(はつかつお)

○気になった季語
「帰る雁(かり)」
※こっちは北に還るんですよね!寒い!

○その他、気になった単語
「菜種梅雨(なたねつゆ)」
「たけのこ梅雨」

いい加減仕事始めますか[泣き笑い]
GRAVITY

玄鳥至

おおくぼけい

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#暦の話
#今日はなんの日🍊

七十二候
「牡丹華(ぼたんはなさく)」
4/30〜5日間です
晩春の最後の暦にて
これで春は終わりです

つい先日、雑節の八十八夜が過ぎましたね
丁度仙台に行っておりましたが
まだまだ夕方以降は冷え込む感じでした
しかし、朝は言うほど冷える感じはなく
日陰はまあ寒い気もしましたが
陽向は本当にあたたかい

服装を選ぶのもちょっと気を使います
着込むと汗ばんでしまいますが
かといって薄すぎると
身体を冷やしてしまいそう

そういえば
ちょうど芍薬が花屋さんに入荷していました
そして暦では牡丹の時期

立てば芍薬
座れば牡丹
歩く姿は百合の花

ですね 笑



優美であることの形容詞として使われる
イメージがつよいですが
実はもともと生薬の効能を現した
言葉だそうで

気の立っている女性(芍薬)
座りっぱなしで血流の滞った女性(牡丹)
不安・不眠・動悸の激しい女性(百合)

それぞれ症状に
各々、花の根を処方してきたのだそうな

どれもこれも女性向けですが
それだけ身体が繊細ということの
裏返しでしょうか

生薬としての牡丹ですが
「牡丹花露」という薬があるそうで
肝臓や胃腸・生理不順などに効能があったそうな。あとは毒消し、火傷治療、シミくすみにも利用されたそうですが、一部は現代でも使われてるそうですよ

あとは「牡丹糖」「牡丹餡」などのジャムなどもあるらしいので、興味ある方は探してみたらいかがでしょうか



花期が短いことで知られる牡丹
百花の王でありながらこの短さは
どこか皮肉でもあります

江戸時代に花合戦と称して
各地で牡丹の美しさと如何に早く咲かせられるさを競う花見形式があったそうですが、その過程でかなりの品種改良がなされ、いま有名な牡丹は開花期間の長い品種もあるらしいです

有名所は島根県の由志園みたいですね
ここでは一年中牡丹を楽しめるそうな
いい時代ですね笑
見逃した方は是非訪れてみては?
GRAVITY

牡丹華

おおくぼけい

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#暦の話
#今日はなんの日🍊

七十二候
「竹笋生(たけのこしょうず)」
5/15〜5日間です
「立夏(りっか)」はこれにて終了
丁度初夏の真ん中にきました

ということで筍の季節です。とにかく成長スピードが早い。「孟宗竹(もうそうちく)」などは曰く一日1mペースで伸びます

そんな竹の分類は稲。つまり彼らは木ではない。なので内部に年輪は存在せず、節ごとに空洞が存在するだけです。では草なのかというとそうでもない。一応多年草に分類されますが、生物学的にはあくまで「竹」。独自の組織形状と分類をもち、1500種以上の家族がいます

根ともまた異なる地下茎を持ち、そこからひとつひとつ筍が生えてくる事で増殖しますが、これは見かけ上増えているだけで実際は無性生殖によるコピー。すべてひとつの竹です。したがって、竹林全体が全く同じ時期に開花し、そして寿命を迎えます

この異常なまでの繁殖力は
周辺の生態系バランスを崩すこともあるそうで、もともと木々が植わっていたところを竹林があっという間に埋めつくして光合成の余地を奪ってしまうこともあるとか。結構乱暴な植物なのですね

人間にとってこれほど心強く利用しやすい植物も無かったでしょう。横の衝撃にめっぽう強いが縦の力には弱い竹は、切ってしまえば節ごとの加工が簡単で、用途として軽くあげるだけでも建築、工芸、文房具、和紙、布、食用、医療、楽器、最近はバイオマスエネルギー源としても使用され、人類史でこれだけ人の生活に密接に関わってきた材木はありません

食用としての竹の記録が残る最古の文献はやはり中国。「山海記」に記述されているところによれば、紀元前3世紀には既に食用として利用されていたようです。日本では古事記や日本書紀に存在が散見され、奈良時代の渡来人「新羅人」が筍を日本へ持ち込んだのではないかとされます
しばらくは貴族の食べ物であったようですが、江戸時代に幕府が竹を貴重な食糧源と見なすようになってから竹林の整備が始まり、爆発的に食用としての竹が普及したとか。この頃から既に、筍は漬物、煮物、天ぷら、炊き込みご飯、酢の物といった形で利用されています

庶民の代表的なご飯でいうと、筍御飯や煮物か。保存にも適しているので、東南アジア圏では缶詰にもなっています。食べる時は旨みだけでなく歴史も感じてみてくださいね
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竹笋生

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#今日はなんの日 🍊
#暦の話

春分ですねえ...二十四節の雨水が終わりました
今日から七十二候――
『雀始巣(すずめはじめてすくう)』
3/21〜5日間です
お彼岸でもありますね


戸締りする話でもちょこちょこ出てくる雀
舌切り雀が昔話では有名ですよね



鳩と雀は野鳥の
代表格みたいな所がありませんか?
実際、民家や集落の近くに住むのが特徴な上
結構賢い鳥なので、ちょこちょこ古典にも
逸話があります

スズメ目は鳥類全体の6200種を占めるらしく
鳥類自体1万ちょっとしか種類がないので
地球上の半分以上の鳥は
雀の仲間ということになります

鶯(うぐいす)燕(つばめ)
目白(めじろ)もスズメ目です

雲雀と書いて〝ひばり〟も雀の仲間ですが
日晴と書いたり別名があったり
するのは、やっぱり昔から日本全国で
あちこちの人達に親しまれてきた鳥だから

『雀の子』が春の季語である事が示すように
春はスズメのヒナが生まれる時期
他にも雀が関係する季語を探したら
下記がヒットしました

恋雀(こいすずめ)
雀交る(さかる)
孕み雀
子雀


……アダルト過ぎない?💦




アダルトついでにえぐい話に突然なりますが
京都に雀を食べられお店があったんですよね
伏見稲荷の近くなんですけど
気になるなー、行ってみようかなと
思っていたら
いつの間にか閉店して行けずじまい

コロナマスクも解除になりましたが
ここ数年はそういう事も多かったのでは
ないでしょうか

広島の呉市にあったお気に入りの
海軍カレー&クラフトビールのお店も
なくなってしまいました💦



人生一度きり、出逢は一期一会
行けるうちに行きたい所へ行き
会える内に会いたい人には会っておかないと
いけないですね
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雀始巣

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#暦の話
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七十二候
「蛙始鳴(かわずはじめてなく)」
5/5〜5日間です
そして二十四節気「立夏(りっか)」

夏が来てしまった💦
ケロケロロ...笑

雄が雌を恋しく思うと鳴き出すらしいですが、だとするともう日がな寂しくってしょうがねえって事になりませんかね
(実際はいろんな理由で鳴いてます)


まあそんなもんかもしれないですけどね
女性は生物界において男性よりもはるかに強かったりしますし、進化の系譜でも重ねてきた時が長く男性はその中で突然変異のように産まれてきてますので、どっちかといえば遺伝子保存の道具はもしかすると男性の方なのか

つまり本質的に「女がいないと男は駄目になっちまう生きもんなんだよ」(NARUTO シカマルの父)ってことなんでしょうか笑

女がいても
駄目になっちゃうのが
男な気もしますが

「坂の上の雲」に登場する山崎烝は
1匹の蛙と出会うのですがその蛙は「蛙は死んでも人間になれない、魚になるのだ」と言ったそうです。しかもこの蛙、元幕臣だったのだとか。つまり人は死ぬと蛙に転生するということなのですが、ここで言いたいのは、人間も蛙も本質的な違いはなく、みな同じ「井戸」の中にいるという事

んなことねえよ‼️と言いたいですが
案外そうかも...

いど違いですが
最近読んだ川野芽生さんも「こころとは 異土のこと」と述べていますし、心理学用語には人間の衝動と本能を表すidという単語があったりします
※異土とは異郷の土のことです

人間自身がここにある世界とはまた別の、各々のこころの異土で、互いに自分自身の井戸の中に引きこもっている限りはきっと誰も傷ついたりはしないのでしょうが、それでも本能的(id)に互いの井戸を繋げたいというある種の性質があると感じるのは私だけでしょうか

意識して大海に出なければ世界の広さには気付かないものかもしれませんが、井戸の中にいてその事を自覚できるなら、そのうえで過ぎていく時間や季節、世界そのものを愛おしむ事が出来るんじゃないか。
それなら、蛙になるのも悪くない気もします

ということで
今日の夜は蛙の声に耳を済まして
過ぎてしまった春を惜しみしょう

ちなみに蛙ってフランス料理になってるんですよね。唐揚げとかムニエルとかにされている蛙です。1回くらい食べてみては?
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蛙始鳴

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七十二候
「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」
4/25〜5日間です

丁度、10/23〜
「霜始降(しもはじめてふる)」
と対になっていて
最初にこの暦の記事を書いた覚えがあります

晩春にて霜が止むとのことですが
相互の方に釧路に住んでる方がおりまして
毎朝気温を投稿されるのですが
いまだに2.5℃だそうな

霜止んでねえじゃん?(。・д´・。)...

それはそれとして
流石に本州/東北は霜降りてなさそうですが
それにしてもなんか冷えませんか?
油断すると喉やられそうです



ところで、今回も対になる暦でしたが
ここまでで
春と秋で対になっている
季節の単語は下記の通り

虫(蟄虫啓戸/蟄虫培戸)
雷(雷乃発声/雷乃収声)
燕(玄鳥至/玄鳥去)
鴻(鴻雁北/鴻雁来)
虹(虹始見/虹蔵不見)
霜(霜止出苗/霜始降)

なんだこれは。ポケモンの相性表か?💦




「八十八夜の忘れ霜」というものが
ありまして
今年の立春2/4から88日を数える頃までは
霜が降りる可能性があるから油断すんな
という言い伝えがあります

だからまだあと1週間くらいは
霜が出るような気温になりますよ
ということ


こういうのを雑節というのですが
前に書いた気がするんだよな...
記事消えているんだよな...
間違って自分で消したのかな?

立春を起算にいろんな数え節が
あるという記事なんですけど
東風解凍(はるかぜこおりをとく)あたりだから
ギリギリ書いた気もするんだよな...
鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)の
記事がもうないのだ...消えちゃった?
※年明け1月くらいまで冬眠してました

なんにせよまだまだ朝晩は冷えるわけです
みなさん油断しないように


▼短歌用メモ(気になる単語)
〇季語・単語
風光る/夏近し/忘れ霜/霜くすべ

〇植物・野菜
躑躅(ツツジ)(最近投稿よく見ます)
石楠花(しゃくなげ)/蓬(よもぎ)

〇食べ物・行事
茶摘み/栄螺(さざえ)

〇他、気になった単語
タタールの星
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霜止出苗

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二十四節気の清明(せいめい)
末候の七十二候
「虹始見(にじはじめてあらわる)」
4/14〜5日間です

これが終わると穀雨(こくう)
に入るのですが、これで晩春はおしまいです
春が終わる💦
次は立夏(りっか)つまり夏です
早すぎ❗️



さて、「虹始見」ということは
どこかで一度見えなくなってるということ
それが「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」
昨年の11/末あたりです

実はこの暦の記事を書き始めたのは
10/末の晩秋からなので
本当は記事が残っているはずだったのですが
クリエイター申請のために過去の記事を結構整理したので、昨年の記事はほとんど残っておりません

まあ、また書いたらええねん
季節は巡りますからね
だから同じことを書いても
バレなうわなにするやめ(以下略



虹が太陽を背にしないと見えない
というのは割と既知ですよね
これは西や東にできても
南や北にはあまりできないことを意味します

蟲師という漫画では
偽物の虹蛇という虹に化ける存在を
探すため、ひたすら太陽の方を向きながら雨雲を追いかけるというエピソードがありましたが、虹というのは特定の環境下て特定の時間帯に特定の角度がないと見れないわけです
幻獣みたいですね



虹は古来より
ノアの方舟エピソードだけでなく
龍の化身として
あちらこちらの伝承に出てきます

昔は虹の正体は不明だったはずなので
畏怖と恐れの対象だったんでしょうね

鱗あるものを虫と読んでいた時代
龍もまた虫のひとつとして扱われ
それゆえに雨上がりにあらわれる龍として
虹には虫の字がついています

水害も耐えない古来日本では
決して幸運の象徴ではなかったのが窺え
現代の詩歌でポジティブなものとして
捉え直されていることに
なんとなく感慨を覚えます



私は与謝野晶子の短歌が好きですので
紹介します
ポジティブな虹はやっぱりいい



我が恋は虹にもまして美しき
いなづまとこそ似むと願ひむ
(与謝野晶子)

※稲妻のような恋🤣




●季語
春雨/春霖(しゅんりん)/春時雨/初虹

●気になった植物
呑喰里(どんぐり)/小楢(こなら)

●気になった食べ物
みつば/めばる

●気になった単語
雨前茶(ウジョン/うぜんちゃ)
▶︎穀雨までに摘まれたお茶のこと
#GRAVITY短歌部



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虹始見

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七十二候「麦秋至(むぎのときいたる)」
5/31~5日間です

麦秋で、むぎのとき、と読むように
何となく秋のイメージがついてまわりますが
収穫期は初夏です

投稿でも田植えの様子がちらほらありますが
二毛作ですとちょうどこの辺が
稲作への切り替えになるらしく

4月末が霜止出苗(しもやみてなえいずる)
ですから、そこから5月の間に
徐々に麦刈を終わらせて稲へと移行する
時期が始まっていることが読み取れます

麦、ひえ、あわとよく聞くように
過去、白米と比べて上等ではない食事の
代名詞のように扱われた麦
実際のところ、白米よりは栄養価が高いので
雑穀と並べて麦飯も再評価されています


さて、麦ですが
ひえ、あわが水田に対応した
稲作に代わる緊急代替作物であるのに対し
麦は畑作です

作付けのこういった違いに
どういうメリットがあったのかというと
まず育成時期が違うので
二毛作や三毛作にも便利だったというのと
稲作にあまり適さない
寒冷地や高地に重宝されていたという
主にこの二点でしょうか


パンの代名詞みたいなところがあり
小麦のイメージは敗戦後あるいは
文明開化からと思ってしまうのですが
麦そのものは結構伝統的な和食文化の中に
あるんですよね


製粉の機械化は蒸気機関が登場する18世紀
ですがそれ以前(オリエント史=紀元前)
から回転石臼と水車や風車の絡繰りは
考案されていたので
製粉の歴史を見ればいかに小麦が太古から
食されていたのかも読み取れます

実際、稲よりも恐らく古いんです
史実では
軽く上げるだけでも、饅頭とかね
あれはパンより前に存在する
麦由来の和食代表格です

他にも
うどん、そば、そうめん、きしめん
このあたりの麺類は室町時代に
僧侶のおやつとして登場したのだとか
(饅頭は鎌倉時代らしいですよ)


私は麦あんまり身体にあってないんです
麦特有のグルテンが
なんか駄目なんですよね

いわゆる糖質制限ならぬグルテンフリーを
緩く実践したら睡眠、胃腸、肌の調子がいい

なんとなくですが、やっぱり日本人は
粉ものがあんまり
身体にあってないんじゃないか?

お魚とお野菜食べて汁を飲む生活が
私にはあってるなあと
ぼんやり思ったりするnosh常食者でした

皆さんも食生活には気を付けて 

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麦秋至

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『 Dirty Talk ( w-inds. / 2018年 )』
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『 仰げば青空 ( 秦 基博 / 2019年 )』
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『 カリフォルニー ( ケツメイシ / 2014年 )』
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『 Fireworks ( Flow Back / 2020年 )』
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『 HOURGLASS( UVERworld / 2021年 )』
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『 君がくれるもの ( 徳永英明 / 2016年 )』
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さて、乗っかってみるか

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3月9日

レミオロメン

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『 ひらり ( 大原櫻子 / 2017年 )』
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『 KISS OF DEATH (Produced by HYDE) ( 中島美嘉 / 2019年 )』
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『 Good Job!! ( WANIMA / 2019年 )』
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啓蟄 初候 蟄虫啓戸
(ちっちゅう こを ひらく)

世界一周記念日
1967年(昭和42年)のこの日、日本航空の世界一周西回り路線が営業を開始した。記念すべき第1便は12時30分に小雨の羽田空港を出発した。
それまでは日米航空協定により、日本の航空会社は世界一周路線を持てなかった。日本航空の世界一周はアジアの航空会社としても初の世界一周路線だった。また、日本の航空会社として唯一の世界一周路線だった。
廃止された理由は大西洋路線が不振だったことに加え、1972年に日本航空が連続航空事故を引き起こし、国際路線用のDC-8型機を3機失い運航可能な機材が減少したからである。2015年(平成27年)現在、日本に世界一周路線は存在しないが、乗り継ぎ路線での世界一周は可能である。




ムスカリ

そら、襟巻きあるねぇ😆
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