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general
みんな 足ることを知らずに
飽くまで利をむさぼり
不足を唱えている
それはちょうど大人が
湯ぶねの中に突っ立って
かがみもせずに
湯を肩にかけながら
"湯ぶねが浅すぎるぞ"
"ひざまでも来ないぞ"と
怒鳴るようなものだ
もしも望みにまかせて
湯をふやせば
小さい子どもなどは
湯にはいれなくなるだろう
これは
湯ぶねが浅いのではなく
自分が かがまないことが
間違いなのだ
この間違いがわかって
かがみさえすれば
湯はたちまち肩まで来て
自然と十分になるだろう
ほかに求める必要が
どこにあろうか
世間の富者が
不足を唱えるのは
これと何ら変りはない
およそ分限を守らなければ
千万石あってもなお不足だ
ひとたび
分に過ぎた過ちを悟って
分度を守れば
余財がおのずからできてきて
十二分に人を救えるはずだ
この湯ぶねが
大人はかがんで肩につき
子どもは立って肩につくのを
中庸とするように
百石の者は五十石にかがんで
五十石の余財を譲り
千石の者は五百石にかがんで
五百石の余財を譲る
これを中庸というべきだ
人々が皆この過ちを悟って
分度を守ってよく譲れば
その町村は富み 栄えて
平和になること疑いない
#二宮尊徳

general
小さな事を
怠らず勤めるがよい
小が積って大となるからだ
およそ小人の常として
大きな事を望んで
小さな事を怠り
できにくいことに気をもんで
できやすいことを勤めない
それゆえ ついに
大きな事を成しとげられない
それは
大は小の積んで大となる
ことを知らないからだ
たとえば
百万石の米といっても
粒が大きいわけではない
一万町歩の田を耕すのも
一くわずつの手わざでできる
千里の道も一歩ずつ
歩いて行きつくのだし
山を作るにも
一もっこの土を重ねてゆくのだ
この道理をはっきりわきまえ
精を出して
小さな事を勤めてゆけば
大きな事は必ずできあがる
小事を努めずに怠る者が
どうして大事を
成し遂げることができよう
小事を積んで大事を成す
積小為大である
#二宮尊徳

general
肥料をやり 虫を除け
丹精込めて育てなければ
花は開かない
人間の心もそれと同じである
放っておくと雑草が生える
心の花を咲かせるためには
絶えず心を見張り 雑草を
抜きとらなければならない
あらゆる荒廃は 人間の
心の荒蕪から起こる
心を荒れ放題にしないよう
絶えず心の田んぼ つまり心田を
耕さなければならない
"溌溂颯爽"
いつも気持ちをさわやかにしておく
いつも さっそうとした気分でいる
溌溂颯爽こそ 心の雑草をとり
心の花を咲かせるために
欠かせない必須の条件である
#二宮尊徳

general
むさぼるばかりだ
人間も ただ目先の利益を
はかるだけなら
鳥や獣と変わらない
人の人たるゆえんは
推譲にある
ここに一粒の米がある
これを食ってしまえば
ただの一粒だ
もし推し譲ってこれを蒔き
秋の稔りを待ってから食えば
百粒食ってもまだ余りがある
これこそ万世
変わらぬ人道なのだ
樹木は植えて
三十年経たなければ
木材にはならない
今日用いる材木は 昔の人が
植えたものだとすれば
どうして後世ために 今
植えないでよかろうか
#二宮尊徳

general
広大なりといえども
芽を出さんとする念慮
育たんとする
気力なきものは仕方なし
怠惰に過ごす者に
如何に環境を整えようとも
自らの心の持ちよう
発憤力こそが
人生をひらく源であることを
忘れてはならない
#二宮尊徳

general
とんでもないところへ行く
ただひとつの道だと思う
"積小為大"
大事をなさんと欲せば
小さなる事を怠らず勤むべし
#イチロー
#二宮尊徳


general
今日の勤めの田草取るなり
今年の秋も台風がきて
作物が全滅するかもしれない…
草むしりなど 面倒はしたくない
そんなことを考えていたのでは
農業はできない
たとえ結果がどうであろうと
今日すべきことは今日しておく
そのことに生き方の原点がある
#二宮尊徳

ニッツ
いまは、歩行中に本を読む「ながら歩き(歩きスマホ)」をしてはいけない、見習ってはダメな存在。
時代が変われは、価値や評価も変わってしまいますね!😁
#二宮尊徳 #ながら歩き #歩きスマホ #時代の変化 #二宮金次郎


だだだだ💙💛
#報徳二宮神社 #二宮尊徳 #二宮金次郎 #御朱印 #御城印







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