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クワガタ1975
#ロキノンソニック #rockinonsonic #ライブ



クワガタ1975
やはり数回は投稿します😅
#ロキノンソニック #rockinonsonic #フェス #ロックフェス
◆居心地の良いフェス
1月5日、冬休みの最終日に、人生初のロックフェス『ロキノンソニック』に挑戦してきました♪
8時間の長丁場、心配だった体力もなんとか持ちこたえ、中年に優しい快適なフェスを堪能してきました。
今回は初フェスの感想を主に環境の面から振り返ります。
ロックフェスは初めてで、行く前はステージ移動や休憩がどんな感じなのか分からず、やや不安もありましたが、杞憂でした。
長丁場なのでシンプルに足は疲れましたが、比較的快適に過ごせました[穏やか]
◆快適な設備
飲食をしたり、休憩をするための机と椅子は、余裕を持ってかなりの数、おそらく数千席が用意されており、空いた場所がすぐ見つかりますし、すぐ隣に誰かが座ることもありませんでした。
トイレもおそらく大行列は発生しなかったのではないでしょうか。
会場は屋内の幕張メッセで、やや寒い場所もありましたが、概ね快適でした。中年の体力的に、屋外や、夏の冷房のガンガン効いた会場だったら辛かったかもしれません(冷え性です💦)。
◆治安の良さ
出演アーティストの傾向から、中年の観客が多いこともあり雰囲気も落ち着いていました。
ステージの客席はオールスタンディングでした。
どうしても近くで観たかったマニックスのステージでは、私自身が気合で前に詰めたため、場所取りのときに一度グイッと押されたりもしましたが、場所が決まってしまえば後ろや周りから押されるようなことも全く無く、大変平和でした。
お酒を飲んでいる人は少なくないものの、酔っ払ってロクにステージを観ていないような人もいません。
全体的に、かなりストレスフリーで、快適に過ごすことができました。
◆フェス慣れ
今回は観客が中年中心で、比較的小規模なフェスであり、他のフェスの様子はまた全然違うのかもしれませんが、ともかくフェスを1つ体験しました。
今後、ぜひ観ておきたいアーティストのフェスのみの来日などがあったときは、頑張って観に行ってみたいです。
ロックの大御所はあまり来なくなってしまいましたが、サマソニやフジロックも1回くらい体験しても良いかもしれません[穏やか]


クワガタ1975
その後忙しく、書きたいこともまとまりませんでしたが、去年のaikoのライブに行ったときの感覚とだいぶ違ったので、そのことから書いてみたいと思います。
◆フェスと単独公演の違い
今回目当てだったmanic street preachers(マニックス)もかなり思い入れはあったはずなのですが、カタルシスみたいなものは去年のaikoの方がだいぶ上でした。
マニックスはかなり近くで観られて、aikoはロクにステージも見えない立ち見席だったにも関わらずです。
何でだったかと考えると、やはりフェスと単独公演の差による部分が大きかったのではないかと思います。
◆aikoのライブとの比較
去年のaikoのライブでは、1万数千人の純度の高いファンでみっちり埋め尽くされた横浜アリーナで、2回のアンコールを含め、3時間以上の単独ライブを体験してきました。
一方、比較的日本での人気が高く、それこそmanic (熱狂的)なファンも多いマニックスのステージは、それなりに盛り上がり、正面の前の方だった私の周りは拳を振り上げ合唱していましたが、おそらく他の演者のステージと同様、会場の前の方以外は、身体を軽く揺するくらいがせいぜいだったと思います。
演奏順も8バンド中4番目で、中休みを入れた方も多いでしょう。
演奏時間も1時間くらいで、あっという間に終わってしまいました。アンコールも無く、突然終わります。やはり少々物足りないです。
◆まとめ
aikoのライブが熱狂的なaiko祭りだったのに対し、今回のマニックスの出演はロック祭りの中盤の1つの出し物。
楽しみ方は人それぞれですが、私の中では、フェスの良さは見本市•博覧会としてであり、推しのミッション行事のような単独公演とは性格が違うのかなと感じたところです。
少し否定的にも読める書き方になってしまいましたが、もちろん楽しいフェスではありましたので、また改めてのんびりいくつかレポートを投稿したいと思います。aikoのときのように10回は書かないと思いますが😅(参考 #LLP24レポ )
#rockinonsonic #ロキノンソニック #ライブ


クワガタ1975
推し活といいますか、他に話す場が無いのでこちらで語らせていただきます。興味ゼロの方すみません🙇♂
前に書いたとおり、来年1月5日のロキノンソニックのチケットを買いました😊
◆バンド紹介
お目当ては専らマニック・ストリート・プリーチャーズmanic street preachersです。マニックスとも呼ばれます。
若い頃かなり聴きましたし、日本にも何度も来ていますが、ライブには行けていませんでした。
本当は単独公演が良かったのですが、今のところ発表がなく、フェス参戦となりました。
このバンドについては、初期に印象的なエピソードが多く、是非紹介させていただきたいです。
1986年にイギリスのウェールズで結成されたバンドで、ポップで攻撃的な、ときに叙情的なサウンドと、文学的な歌詞が特徴です。
◆ナンバーワン宣言
初期メンバーでバンドの精神的支柱でもあったリッチー・エドワーズ(写真左から2番目)は過激な言動が多く、メジャーデビュー前には、「1stアルバムを世界中で1位にして解散する(できなくても解散する)」と豪語していました。
80年代の当時、多くの古のロックバンドは中年から老年に差し掛かり、ポップス全盛のシーンに悪く言えば迎合する形で生き延びているような有り様の中、なかなか強烈なアンチテーゼでありました。
とはいえ、結局アルバムはそこまでは売れず、バンドは前言を撤回し、活動を続けることになるのですが😅
◆4REAL事件
その宣言に対して批判的にインタビューしてきた記者を前に、リッチーは腕にカミソリで「4REAL(マジだ)」と刻み、17針を縫う大怪我を負うという、とんでもない事件をやらかします。
頭がおかしいだろうと思った皆様、間違いなく正解で正常な感覚だと思います。私もそう思います。
(②に続きます)
※貼った曲「Theme From M.A.S.H(Suicide is Painless)」は初期の名曲で、最近のライブでも演ることがあるようです。タイトルは怖いですが、曲調はむしろ優しいくらいです。
#マニックストリートプリーチャーズ #マニックス #ロキノンソニック #manicstreetpreachers

Theme From M*A*S*H (Suicide Is Painless) - Remastered

クワガタ1975
◆おまけ 日本との縁
初期の頃は日本でややアイドル的な人気があったことを書きましたが、その後も日本での人気はそれなりに続き、バンドも日本に好意的な関心を持っているようです。
ちなみに以前の投稿で紹介したEverything Must Goのプロモーションビデオでも何となく桜をモチーフにしているような演出が見られます。
はっきり日本への関心が現れているところでは「Tokyo Skyline」「Still Snow in Sapporo」と、日本の地名がタイトルに入っているものがあります。
Still Snow in Sapporoは、リッチー失踪前の日本での想い出を歌っています。
「Tsunami」という曲も3.11以前に発表されています。もはや海外でも知られる単語なのかもしれませんが、やはり日本への興味がベースになっているのかなと思いました。
初期の代表曲の1つである「Mortercycle Emptyness」のプロモーションビデオは東京で収録されているのがはっきり分かります。
その他にも曲中や曲の冒頭に日本語のナレーションが入る曲もあります。
このように日本を意識した作品が多かったり、来日公演も比較的多いところも、個人的に親しみを持ちやすいところです。
#マニックストリートプリーチャーズ #マニックス #ロキノンソニック #manicstreetpreachers
Motorcycle Emptiness - Remastered

クワガタ1975
◆リッチー失踪
そんな印象的な作品を世に出した彼らでしたが、精神的支柱だったリッチーはうつ病や薬物依存などがありました。この頃は特に一時精神病院に入院するなど不安定さを増しており、1995年の2月には突如失踪してしまいます。
その後もリッチーは見つからず、2008年には死亡宣告が出されます。しかしながらメンバーや家族は彼の死を一切認めず、その後もバンドはリッチーをメンバーとして扱い、印税は家族に等分されているとのことです。
◆Everything Must Go
バンドの精神的支柱を失うという思わぬ出来事に、残りのメンバーはしばらく憔悴して活動をストップしていました。
しかしながら、リッチーの家族の願いもあり、半年後には活動を再開します。
そして完成したのが4thアルバム「Everything Must Go」です。実はタイトル曲は、日本ではビールのCMに使われたりもしているのですが、ビール飲んでる場合じゃない内容です。
直訳すると「全てのことは進んでいかなくてはならない」ということになるでしょうか。
過去を背負い、諦めるような無常感も含みつつ、前に進んでいかなくてはならないんだという、決意表明にも思えます。
この曲はライブで必ず演奏される曲でも無いようですが、当日演奏されたら、私は軽く涙ぐむかもしれません。
アルバムの雰囲気は前作3rdアルバムと比べるとかなりサッパリしていて、聴き比べるとリッチーの不在が音に現れているようにも感じます。
◆その後
少し皮肉なようにも思えますが、この4thアルバムはかなりヒットして、さらに次の5枚目のアルバムがバンド最大のセールスを記録することとなります。
その後もコンスタントに活動し、現在もイギリスを代表するロックバンドの1つとなっています。
まだおまけの話があるのですが、長くなるので、また明日にでも投稿します。読んで下さった方ありがとうございました🙇♂🙇♂🙇♂
#マニックストリートプリーチャーズ #マニックス #ロキノンソニック #manicstreetpreachers
Everything Must Go - Remastered Version

クワガタ1975
◆4REAL事件(続き)
一方で自分にも、他人と本気でコミュニケーションをとろうとか、ましてや相手を変えたいと思うようなときは、何がしかのリスクや痛みを負って然るべきという感覚も少しあり、個人的には全く理解できないとまでは言えないところです。
いくら正しいことを言っていても、痛みを負わない人の意見はなかなか刺さりにくいものです。
もちろん私も普通に、これはどうかしているだろうとは思いますけどね😅
◆最も暗いアルバム1位
世界中でナンバーワンにはならなかったものの、1stアルバムも2ndアルバムもそれなりには売れて、ロックファンや評論家からの評判も悪くありませんでした。
当時ややグラムロック的だった出で立ちもあり、日本では少しアイドル的な人気もありました。
1994年にリリースした3rdアルバム「Holy Bible」は私もかなり聴きました。イギリスの音楽雑誌NEMの「最も暗いアルバムベスト50」で堂々??1位をとっただけあって、アルバムを通して聴いた迫力はなかなかのものがあります。
あるところに書かれた「閉所恐怖症的な凄味がある」という評は納得のいくものです。曲間のナレーションも気味が悪いです。
とはいえ、音そのものは基本的にはミニマムでシンプルな音作りとなっています。
音楽的支柱であるジェームズのメロディーメイカーとしてのセンスも反映され、全体的にキャッチーであり、比較的明るい曲もあります。
1曲1曲は「No.1取るほど暗いかな??」という感じです。
それにも関わらず、アルバムトータルでは何とも言えない重苦しい雰囲気があるのが不思議なところです。
※貼ったyesはその暗いアルバムHoly Bibleの1曲目です。歌詞は暗いですがきれいな曲だと思います。
#マニックストリートプリーチャーズ #マニックス #ロキノンソニック #manicstreetpreachers
Yes - Remastered
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