邦題「夏の終わりに願うこと(原題:Tótem)」監督:Lila Avilésミニシアター系の作品。ネタバレありきでもいい、1日で起きる少女の心の変化の過程を見ていくような作品。耳と目が嬉しかった。登場人物たちがとにかく喋るところはうるさくもあるけど、それも込みで、その合間に魅せてくる虫、植物、夏をまとう湿度と空気、動物、鳥、猫の鳴き声、トンビの声、シャワーの音、絵画、静、音、明、暗、名前とか魅せ方に心掴まれたんだと思う。今の時期に観たこともよかった。絶対に観たほうがいいわけじゃないけど、絶対に忘れたくない作品。最後、できるだけ瞬きしないで画面を見続けてもう一度観たい。人生初の映画のプログラムまで買ってしまった。監督もだけど、音楽を手がけたThomas Becka気になる。良すぎた。好きな音だらけ。貼っとく。誰か知らないかな?(同姓同名の退団したサッカー選手ばっか出てくる😅)カマキリの細さとサイズ、カタツムリの粘度、盆栽よく知らないけど葉と幹のバランス、少女の心の変化よかったなぁぁぁ苦い気持ちになるのは、パパのトナの容姿が元旦那に似てるところと、この映画についてYOUがコメント?寄せ書き?してるところ。この後ハシゴして、インサイドヘッド2を観たのも良すぎた。娘がいるからかもだけど。学びの1日になった。#夏の終わりに願うこと #ミニシアター #LilaAvilés #リラ・アビレス #ThomasBecka (以下、監督の経歴を公式サイトより抜粋)監督・脚本リラ・アビレス1982年、メキシコシティ生まれ。初の長編映画「The Chambermaid」(18)は第92回アカデミー賞®国際長編映画賞とゴヤ賞のメキシコ代表に選出。世界中の70以上の映画祭に招待され、国内外問わず多くの賞を受賞している。2023年にはファッションブランドMIU MIUの短編アンソロジーシリーズ「Women’s Tales」の一編「Eye Two Times Mouth」の監督を務め、ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映された。本作『夏の終わりに願うこと』は第73回ベルリン国際映画祭のオフィシャル・コンペティション部門でプレミア上映され、エキュメニカル審査員賞を受賞。20以上の国際映画祭で賞を受賞し、批評家からも高い評価を得ている