NHKの100分de名著シリーズ、今月の「ジーン・シャープ 『独裁体制から民主主義へ』」を取り上げた一冊がとても良いという評判で、買いました。必ずしも道徳的にも宗教的にも優れていない、「普通の人々」が実践できる抵抗運動を指南してくれる名著なんですね。原著も読まなくては。戦略なき平和論から脱却する、というのも重要ですよね。若い頃から、マスメディアで取り上げられていた大小の所謂リベラルな活動を眺めていて、そこが気掛かりだった。本気で実現させる気があるの?と思っていたのです、ジジジ少年(〜青年初期)は。道行く人を塞ぐようにビラ配ったり、届かない言葉を拡声器で喋ったり、ビクっとなるようなビラを投函したり。活動を広めるのが目的なのに、嫌われてどうする、と。実現させるために戦略は絶対に必要ですよね、リアリスティックな平和活動。非暴力だけど独裁政権から見た非合法な手段も用いていく、と。お値段もお手頃だし、オススメです。書店のNHKテキストのコーナーに置いてるはず。#ジーン・シャープ #民主主義