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rpanda 𓃠
1980年代 流通ボトル
ホワイトヘザーとは白いヒースの花
のことで、通常ヒースは赤紫だが、
稀に白い花を咲かすのだそう。
スコットランドでは四つ葉のクローバーと
同じような意味で、幸運を表す。
キーモルトはアベラワー、グレンアラヒー、
そしてエドラダワーと言われている。
アルコールのピリピリ感は
ほぼなく、実に滑らか。
トップノートにバニラ。
次いでミントのような青い
ハーブも感じられる。
味わいは濃厚な甘み。
その後にビター感が
緩やかに訪れる。
余韻は長く、ビターと甘さが
混在となり、恍惚にすら思う。
ただ、ロックで放置してみると
氷が溶けてくると緩んで
単調な味わいに感じられる。
故に水割りはお勧めできないかも。
呑むならストレートかロック。
音楽はヒースに因んで、
ドビュッシーの「ヒースの茂る荒地」
#オールドボトル
#ブレンデッドスコッチ
#GRAVITYエブリ泥酔部
Debussy: Préludes, Livre II, CD 131, L. 123: No. 5, Bruyères
ウイスキーの星
2
19
rpanda 𓃠
ついつい呑みすぎてしまう。
そうしてボトル半分まで
きて気づくのだ。
この先、こんな美味い酒に
ありつけるのも稀だな、と。
気づいた時点で既に
遅きを失した感がある。
それは当たり前だったことが
当たり前でなくなった時の
感覚にも近しい。
キングス ランサム。
国家を揺るがすほどの
身代金の存在を1人の人間の
価値観に例えるとするならば
そういう感じかもしれない。
#オールドボトル
#ブレンデッドスコッチ
#GRAVITYエブリ泥酔部
ウイスキーの星34rpanda 𓃠
入手。
ところが、コルク栓の
オールドボトルの宿命と言うべきか...
栓が根元から見事に折れてしまう。
60年以上も経つと
コルクはボロボロになるわけで
抜けずに折れることが
割とある。
救出方法としては、先ずは
軽く逆さにしてコルクを湿らす。
続いて、折れてボトルに
残ってるコルクに斜めから
針を刺していき、一方で
固着している端の部分を
針で少しずつ剥がしていく。
刺している針を少しずつ持ち上げて
コルクを抜いていく。
なんとか無事に成功!ε-(´∀｀;)ﾎｯ
替え栓はマッカランのものが
ピッタリ。[ほっとする]
なんでここまでやるかって?
そりゃとびきり美味い
ウイスキーだからだよ♪
#スコッチ
#オールドボトル
#ブレンデッドスコッチ
#身代金
ウイスキーの星623rpanda 𓃠
オールドパー スーペリア 旧ボトル
この手のオールドボトルは
コルクが脆くて悪名高いんだよね...
オールドパーのオールドボトルは
それこそ当たり外れが激しいと聞くので
今まで手を出さなかったんだけど
これだけ綺麗で重量があるなら...
それにスーペリアだし...と自分を
納得させて購入。
価格は5000円程度。
ま、安いほうじゃないかな?
で、気になる中身の結果は...
何とかコルクが保ててるー!
ちょっと柔いけど、ラッキーなことに
折れずに抜栓できた!
帰宅後チラッと味見だと
劣化してなく良い感じ。
やっぱ良い原酒使ってる
だけあって喉越し良くて
嫌な感じが全くせずスルスル呑める。
最近は、バカ高いシングルモルトを
追うことは辞めて、こういうちょっと
良いブレンデッドのオールドボトルを
少しずつ集めてじっくり時間をかけて
楽しみたい気分。
#スコッチ
#オールドボトル
#古酒
#総理大臣が愛したウイスキー
ウイスキーの星25rpanda 𓃠
先日手に入れたキングスランサムを
ロックで試飲。
おお、ストレートより
ロックが良いかも。
余韻が伸びる伸びる。
主となってるのはやはり
最後のマリッジに使うシェリー樽
の味わい。
マッカラン シェリーとよく似た
ニュアンス。
それにしても、50年以上前の
ボトルがヒネてもなく、パフュってる
わけでもなく普通に呑めることが
奇跡。
至福至福...
#スコッチ
#オールドボトル
#古酒
#王様の身代金
#シェリー
ウイスキーの星221rpanda 𓃠
(1960年後半から1970年代前半)
幻のブレンデッドスコッチ。
漫画バーレモンハートでもマスターが
四方八方手を尽くしても手に入らない
とのこと。現在プレミアがついて、
2から3万で取引されてるとか。
それがまさかリサイクルショップで
5000円で出てたので状態を確認後
購入す。
持った感じズッシリとしてた
ので、期待があったが、なんと
総重量1620g! これは液面低下はほぼ
無いといって良い。
この時代の、こういう類のウイスキーは
蒸発して液面低下、或いは横に寝かせて
保存したせいで液漏れというのは
よくあることなので、そうすると
重量は減って軽くなる。
キングス ランサムを特別なもの
にしているのは、なんと言っても
仕上げのマリッジに樽を船で世界一周
させることだろう。
そうすることで、波の揺れによって
よく馴染むのだそう。
試しに封を開けて、チラッと
味見をしてみた。香りがよく立ち、
複雑な味わい。シェリー樽でマリッジ
されているので全体的にはシェリーの甘み、
しかしピート感もある。
いやいやそれよりも何よりも
この時代の古酒がヒネてなくて
ほぼ完全と言ってよい状態で
残ってるのが凄いことだろう!
よくこういうオールドブレンデッドスコッチを
出してるバーあるけど、これはまさに
バーで出してもおかしくない
レベル!
日を改めて、ゆっくり呑もうっと♪
#スコッチ
#オールドボトル
#古酒
ウイスキーの星819rpanda 𓃠
午前中に用事を済ませがてら
立ち寄ったリサイクルショップにて
発見。午後から出張で慌ただしい中で
テイスティングもままならないから
結局連れていくことに...重かったー
デキャンタの雰囲気がやけに
品があったので目に止まった。
調べてみると、中々な逸品。
ハイランド、ローランド、アイラ、
キャンベルタウンの地域から12の
有名なモルトをヴァッティング
させたのがコレ。最長17年熟成の
モルトが使われている。
ということは、今は無き
ローランドモルトのアレとか、
大人気のキャンベルタウンのアレとか
アイラの有名なアレが使われている?!
実に円やか。
黒蜜、レーズン、杏、
ヘーゼルナッツ...
嗚呼、それにこれは、
以前呑ませてもらった
古いアイラモルトの雰囲気も
感じる。
これは高級酒だろう。
3000円ぐらいで買ったけど、
明らかに同価格帯のウイスキーとは
異なっている。
飲み方はなんと言っても
先ずはストレート。
個人的にはロックも良き。
このレベルだとハイボールは
ちょっと勿体ないかなあ。
#スコッチ
#GRAVITYエブリ泥酔部
#オールドボトル
ウイスキーの星521rpanda 𓃠
GRAVITYで今日も一杯オールドボトル。
1975年海洋博記念ボトル。
サントリーオールドは、
人気のピークとなった1981年あたり
あまりにも多い販売量だったため
原酒が供給できず、やむを得ず
現在のウィスキーとは違うウィスキーを
作っていた。
本来蒸留酒であるウィスキーは
糖質がゼロであるが、当時検査して
みたところ、各社で糖分が検出された
のはサントリーオールドだけだったらしい。
サントリーオールドには
リキュールが使われていて、ウィスキーと
呼べるものではなかった、ということが
知れ渡った。
これが世に言う、オールドショック。
だが、流石にそれ以前以後は、
サントリーがそういうことを
やる理由がなかったため、
サントリーオールドは81年から85年までの
ボトル以前か以後であれば問題ないと
通の間では認識されている。
サントリーオールドが80年代の
ように普及されなかった60から
70年に渡っては、実はこの
ウィスキーは高級酒だった。
保存状態がとても良かった
このボトルを呑んでみると
その理由が分かる。
香味が、かのポートエレン
に似ている。勿論、ポートエレン
のようなスモーキーさは無いが、
熟成感や円やかさ、そして
立ち上ってくる奥深い香味は
ポートエレンの1980年ビンテージ
に近い。
嗚呼、実に美味し。
#オールドボトル
#ウィスキー
#GRAVITY飲酒部
#サントリー
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