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くれあ

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この度結婚しました!
私の体と心のこともわかってくれる嫁ちゃん…
幸せにします!
(自分の体のことももちろん頑張ります)
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ASHiTAKA

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みなさんのお家にもあるファブリーズ。
我が家ではこの2本がお気に入りです[ほっとする]
除菌・消臭はもちろんですが、
実は「除霊[疑っている]」も出来るそうです。
結構、霊媒師さんたちの世界では有名なお話だそうで、強い霊には効かないらしいのですが、「なんか気配を感じる…」くらいの時にシュッってすると良いらしいです[ウインク]
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ASHiTAKA

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スマホのカメラの「顔認識」機能。

時々だれも人がいないのに顔認識のマーカーが表示されることありますよね。大抵はカメラの誤作動なのでしょうが、スマホの鋭敏なセンサーが人の目には見えない「何か」の顔、を捉えてるかもしれません。

私の友人がある夜、近所にある私立高校の前を通りがかったとき、ふとその話を思い出して、真っ暗な校舎にスマホを向けてカメラを起動したそうなんです。

すると、、、

校舎の窓ガラスに、無数の顔認識のマーカーが次々と表示されたんです。
まるで、たくさんの、「何か」がこっちを見ているかのよう、だったそうです。

(画像は友人のお話から再現したものです。)

#GRAVITY百物語 #カメラ #百物語 #何かが見てる
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ASHiTAKA

ASHiTAKA

GRAVITY百物語のときのグラちゃん人形が届きました。応援してくださったみなさんありがとうございます[照れる]
かばんにぶら下げられる感じのキーホルダーくらいのサイズだと嬉しいんだけどな。。。
#グラちゃん人形 #GRAVITY百物語 #ぬいぐるみ #ありがとうございました
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チハル🐳

チハル🐳

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たまに犬系男子を募集してる女性の投稿を
見かけるんだけど、あれはブリーダーなの?
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まー🤿🏝

まー🤿🏝

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この話は俺が実体験した実話。
小学6年の頃、母親が再婚し埼玉県から福島県郡山市に引っ越した家での出来事。

ある夜、夜中に物音で目が覚めた。
目の前には髪が乱れた日本人形の顔があった。
怖くて人形を部屋の隅に投げた。
また眠りついた。
その2時間後
『コン、コン、コン』
と窓ガラスを叩く音で目が覚めた。
カーテンを開けると窓枠の下からおかっぱの男の子が鼻から上の顔半分出して、こっちを覗いてた。
恐怖でカーテンを閉めた。
親を起こしに行ったら夜中に起こすなって怒られて、ふて寝した。
翌朝、親父に
俺『昨日、本当に男の子いたんだよ!!!』
親父『わかってるよ。だからお前の部屋に日本人形を置いてるんだよ。あの部屋は鬼門なんだ。家を建てる時にお坊さんに現世をさまよっている霊の通り道になってるからこの人形を置きなさいって言われたんだ。それにここは大昔は墓地だったんだ。ここの住所よく見てみろ。彼岸塚。お彼岸の彼岸に塚って書く。そういうことだ。』

俺『(墓地の跡地に家建てんなよ。。。)』
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みおこんぼ

みおこんぼ

#人怖な話

「悪趣味」②

Yさんは「よく気づいたね。」と、軽くTシャツを撫で、「これは僕のデザインなんだ。Tシャツプリントを安くしてくれるところがあってね、まあ、趣味なんだよね。」と、微笑みます。
「オリジナルなんですね!」驚いて、改めて今日のYさんのTシャツに目を落としました。若い女性が、静かに微笑んでいます。

(あれ、私…この女性、見たことある、気がする……。)なんとなく、嫌な感じがしました。
(誰だっけ、最近見たような気がする……。)思い出してはいけないような、そんな気がしました。でも、目が離せません。

「これ、誰か、わかる?」Yさんが近寄り、真顔で私の顔を覗き込みます。正確には、口元は笑っていますが、目が全く笑っていません。冷たく、射るような目。一気に鳥肌が立ちました。

「あ……わかりません。」なんとか声を絞り出し、その場を離れた私には、もう、わかっていました。
(なんで……なんのために?)混乱する私の耳には、蝉の鳴き声。
(まさか、今までのやつ、全部?)
そう、そのTシャツで微笑んでいたのは、ここ連日テレビで目にしていた、殺人事件の被害者でした。

他の部員は、気付いていたのでしょうか。
その日以来、私はYさんを見ないようにして過ごし、1度も話すことはありませんでした。もちろんYさんのことを他の部員と話すこともありません。心底気味が悪かったのです。
ただ、素晴らしいティンパニの音色と、あの夏の日の事が、忘れられずにいます。

これは私の実話です。

#私の実話シリーズ
#GRAVITY百物語
#人怖な話も結構あるんです
#怖い話
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ことり

ことり

おはようございます。
お疲れ様です!
今日は曇り☁空です!
どんよりしてますが私は元気
いっぱいです!
今日も多分雨降りですね!
#GRAVITY百物語
ここからまた私の体験お話しします!
昨日の22時すぎ位に
私のお部屋で白い物がスッーと通り
ました!
私はそこまで気にしないヤツなんで
無視してますけどね!
頭の中では今何か通った???
とか思いますけどね!
怖いお話しの動画を聞きながら
寝るのですがそれがいけないのかなぁ?
好きな語り手さんの声が好きで
いつも聞いてます!
あ!
それとね!
守護霊様が何かと私に教えてくれる
のですよー!
お風呂入ってた時も扉が急に開き
黒い髪の毛が見えたり。
その時は頭を怪我しました!
後仕事してる時にも白い足が見えたり
とかしました!
あの時は足が壊死する寸前だったって
お医者さんに言われました!
もうなんともないですが。
いつも感謝してます!
私がこうして元気いっぱいでいれる
のは守護霊様のおかげです!ってね😊
しかも私の守護霊様は3体ついて
いるんだって!
こんなに元気いっぱいなので
これからもがんばってお話しして
行きますね。
ではまたね~(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)
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ことり

ことり

#マイブーム
おはようございます😊
お疲れ様です✨
私は最近とてつもなくうどんに
はまっています!!!
中々抜け出せなくて困ってます!
簡単でいいのかもとは思ってますが
体に力が入らないというかなんていい
ますかね~。
釜玉うどんをしてからとんでもなく
私の中で毎日うどんと言う事になって
ます!
このループから抜けるには
どうしたらいいですかねー?
また自分のはまるものを作れるば
いいのかも!!!
って思うのですが中々そうも行きません!
どうにかしてください~~!!!
#GRAVITY百物語
んで話し変わります!
この前夜に帰ってきた時に
お家のドアを開けました。
そしたら私の目の前に男の人がたって
いてびっくり(@_@;)して悲鳴を上げて
しまいました!
多分私の亡くなった父親ですね!
めっちゃくちゃ可愛がってくれた
からね!
私の前に出て来てくれたのかもです!
よく亡くなった人の夢をみるとその人が
夢を通じて何かを伝えていると聞いた
事があります!
そういう事なのかなぁ?
どうなのですかねー?
でも出て来るならびっくり(@_@;)
させないでほしいですね~。
もう泥棒かと思ったよー!
すぐ消えたけどね~私の悲鳴にあっちも
びっくり(@_@;)したのかも知れません
何があっても私はいつも元気いっぱい
ですー!!!
じゃまたね~(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)
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絵本(揚げ)

絵本(揚げ)

GRAVITY百物語GRAVITY百物語
前職場の先輩の話

いとこが結婚すると聞き喜んだ、しかし
相手は2ヶ月前に自分を振った元カノ
二股を掛けられていたらしい

自暴自棄になって飲みまくり、
気がつけば路上に寝てて、財布もスられてた

翌日警察から職場に電話
「昨日保険証使って風俗ツケたでしょ」
「店から被害届の相談が来てるよ」と

事情を説明するため、警察と店に行き
相手に「もっとイケメンだった」とディスられ
晴れて無罪放免

怖いのは、この話が
24時間で完結したというスピード感

#一番怖いのは生身の人間
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…☆ ゆき ☆…

…☆ ゆき ☆…

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…☆ 嫌いにならないでね?🤣 ☆…

私の親は転勤族なお仕事でして…
私は6年間過ごした小学校から 
転校することになりました。

中学生の時のお話です。
転勤先のお家は2階建てで
ベランダが広いタイプのお家でした

私『ねぇねぇ…あそこ見て
誰か歩いてるんだけど誰だろう?』
兄『どこ??』
私『ほら…あそこに居るじゃん!(指差す)』
兄『・・・・・。
そこは…ベランダが無い場所だよ
誰かが通ったとしても…見えるはずが
ないでしょ…😱😱』

兄はそのまま…両親に話に行ったそうですが
私に…その記憶はありません[冷や汗][冷や汗][冷や汗]

 (
) \
{ _ }
. -;- .
|' - = - '|
| |
| |
| |
| |
'._____.'

百物語ってこういうことだよね?🤔
こんな話を幾つか持ってます😱😱😱💦💦💦

#話をソッと置いて置く人
#ひとりごとのようなもの
#フォロー大歓迎
GRAVITY63
GRAVITY165
パンダ🐼

パンダ🐼

GRAVITY百物語GRAVITY百物語
昔リンガーハットでバイトしてた時の話。

高校生だったので22時に上がり入れ替わりで
入ってくる大学生と少し背伸びして
わいわい楽しんでいた時。

0時くらいまではポツポツお客さんも来て
そのうち暇になってくると掃除しながら
厨房の裏にある休憩室でUNO大会をしてた
んです。
休憩室からは厨房を挟んで客席がある構造。
入口のドアにベル🔔がついててそれが鳴るので
お客さんがくると急いで対応に向かう感じ。

その時も結構盛り上がっててドアのベル🔔が
聞こえて、あーまたかよ。みたいな感じで
みんな中断して待ってたら大学生の先輩が
すぐ戻ってきて、あれ?お客さんは?って
聞いたら誰も来てなかったよ。勘違いみたい。

あれー?皆で聞いたのにねって不思議に
思っていたら『すみませーん』って女の人の
声が客席から聞こえて、ちょwもう席に座ってる
じゃんw早く行けよみたいな😅みたいな感じで
注文取りにいっても誰もいない。。。
ドアからしか出れないんだけど、そのドア開けると空気が抜けるからドンドンて音するのよ。
何にも聞こえてないから出てったわけない💦
そこの5人ゾゾってして。
なんか気味悪いから流れ解散になったんです。

次の日向かいのビルから女の子が飛び降りたって
ニュースやってて、まだ若かったから最後に
ちゃんぽん食べたかったんだなって今になって
思い出します[泣き笑い]
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ことり

ことり

GRAVITY百物語GRAVITY百物語
こんにちは。
お疲れ様です!
今日から雨降りが本格的になってきたよ!
少し位雷⚡鳴って大粒の雨が降って
ほしいですね~。
雷⚡は嫌いではないよ!
あの音が怖いけどね!
私のお家の近くの木に落ちた事があります
もん!
すごい音ですよねー!
トーン!!!って落ちるのよ!
びっくり(@_@;)です!!!
今の絶対落ちた!って分かるもん!
火事にはならなかったけど
あれはドキドキした!!!
私のコンビニも雷⚡が直撃して
1日中停電になったなぁー。
あの時は大変だったよー。
色んな人達が急いで手配とかして
くれて何とかなりましたけどね!
雷⚡って光るのと音とどちらが
怖いのかな?
光る方かぁ。
もうそんな事ないといいけどね!
ってこんなお話しするんじゃなく
てー!!!
またまたありました~!!!
昨日の夜に私のお部屋で!
パッシー!とかピッシーとか音がする!
まぁねお家のきしみだろうね!
気にはしてない。
それにお家の中もトントンと何かの
音がするの!
杖ついてる音の割には歩く音がない
のよね~。
何の音なのでしょう?
でも怖いわけではないからね!
後ねたまに太もものあたりを
誰かにガッツリ掴まれたりします!
びっくり(@_@;)して起きるけど、、、!
何も跡もないからね。
足がつりそうだったのかなぁって
思ってます~!
またありましたら報告するね~!
じゃまたね~😆(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)
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GRAVITY151
🌺エリ---ナ🌺

🌺エリ---ナ🌺

GRAVITY百物語GRAVITY百物語
ピーチジョン


女性はご存知ですね。
昔ピーチジョンで買い物してお店出て駅へ向かう途中男性に声掛けられ😲

男性『すみませ〜ん履いてる○○○くれませんか❓』

私『えっ❓何でですか❓』

男性『だって要らないでしょ❓新しいの買ったし‼️』

私『えーぇー😰💧……』

こと後のやりとりはキ モ過ぎて😓💦

#GRAVITY本当にあった怖い話
GRAVITY

トラウマ

Shoko Nakagawa

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もみ@366日休み

もみ@366日休み

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えき構内(完全屋内)入って改札も入ったのに日傘差しっぱなしだった😇
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GRAVITY136
duka

duka

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中学生の時深夜ラジオで
怪談話聴いてたら
自分の体が天井にどんどん近づいて
あ~私魂抜けてるの?って
怖くなったら自分の体に戻ってたの
そんなことありましたね
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楓

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雨は命を作り甦らせる。。。

なんつって
おじさんは寝ます
おやすみなさい( ˘ω˘ )zzz

#挨拶 #キリトリセカイ
#ファインダー越しの私の世界

目覚ましをセット
よし👈🏻
もう無敵や( ̄▽ ̄)
GRAVITY

かけがえのないもの

HIRAIDAI

GRAVITY4
GRAVITY124
みおこんぼ

みおこんぼ

#GRAVITY百物語
#不思議な話

「あの夏」①

高校1年生の夏のことでした。
クラスメイトのTさんが亡くなりました。
夏休みに入ったばかりのこと。学級代表からの電話で、その川の事故を知りました。

「クラスの数人で遊びに行ったんだって。Tちゃんだけ、いなくなって、まだ見つからないって……きっとすぐ見つかるよね?大丈夫だよね?」

これは私が長年、ずっと悔やみ続けている出来事です。
当時の私は、とても薄情な人間でした。家の都合で引っ越しが続き、新しい人間関係を作るのも億劫で、その上相貌失認症でしたから……思春期、ということもあったのでしょう。
私は、人の顔と名前を結びつける努力を一切しなくなっていました。

その場しのぎの会話で盛り上がり、特定の仲良しが少しいればそれで良くて、あとは有象無象。誰に対してもいい顔をして、敵さえ作らなければ良いと思って生きていました。あの夏までは。

学級代表から電話をもらった次の日の朝、担任から電話がかかってきました。

「Tさん、見つかったって……。」

その声で、Tさんは亡くなったのだなと、悟りました。
「それで、今から学校に来て欲しくて……学級副代表のあなたに、Tさんの弔辞を書いて、お葬式で、読んで欲しいの。」声を詰まらせながら、担任は言いました。
「それは……学級代表じゃ、ないんですか?」と聞くと、「実はね、学級代表のYさん、ちょうどTさんのグループと、うまくいっていなかったそうなの。Tさんとは喧嘩したままだって、泣いてね……とても弔辞が書けるような状態じゃなくて。」苦しそうに言う担任にそれ以上なにも言えず、私は了承して家を出ました。

(私なんて……Tさんの顔さえ浮かばないのに?)

学校に着いたら、やっぱり断ろう。私にはその資格がない。そう、強く思いました。弔辞は、仲のいい人が読むべきに決まっている。
学校に着いて、担任の顔を見て、言葉が詰まりました。憔悴し切ったその雰囲気に、何も言えなくなってしまったのです。

「ごめんなさいね、急に……。これ、読んでくれる?」

手渡されたのは、一通の手紙でした。
私のクラスでは、クラスメイトの誕生日に全員で手紙を書いて渡すという決まりがありました。夏休みに入ってから誕生日を迎える私には、夏休み前にみんなが書いた手紙を担任が預かっていたのです。

#私の実話シリーズ
#残り91話
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新着
マチ

マチ

#GRAVITY百物語
#怖い話 #怪談 #心霊 #不思議体験

【後ろにいた】
Y君は数年前まで都内某所の建物で警備員として勤務していた。

ある日、夜勤の巡回中に先輩からの無線が入った。
5Fのオフィスの扉が開いて警報が鳴っているので確認してほしいとのことだった。

言われた通り5Fに行くとオフィスの扉が観音開きになっている。

施錠されているかどうかは防災センターで感知でき、オフィスを出る時は施錠するというルールになっているので勝手に開くということは考え難い。

無線で先輩へ中を確認すると伝えてオフィスへと入る。

真っ暗なオフィスを懐中電灯で照らして見回すが人の気配はない
侵入者がいないか確認するためオフィスの奥へ向かおうとすると

『もういい!!戻れ!!』

先輩からの無線が入った。

『え、けど確認したほうが…』
『とにかくもういいから施錠して戻っていいよ!!』

先ほどとは打って変わって慌てた先輩の様子にイヤな予感がして言われた通りにすぐに施錠して防災センターへ戻った

『あの、どうかしたんですか?』
Y君がそう聞くと先輩は監視カメラの録画を見せてくれた
映像にはオフィスを懐中電灯で照らして歩くY君とその後ろをピッタリとついていく真っ黒い影が映っていた

Y君いわく
『大きさは人なんですけど…
なんていうか、穴なんですよね…
夜の映像なのでもちろん暗いんですけど明らかにそこだけぽっかりとまっ黒い穴が開いてるみたいでした』

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マチ

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Sさんは建設会社の社長だ
近隣では幽霊がよく出ると言われるデパートがある

ある時、そこで警備員をやっている友人に
『あそこはまだ幽霊は出るのか?』
と聞いたそうだ

友人曰く
『全然でないよ(笑)
けど夜勤の時に監視カメラに白い何かが映っててズームしたら小さな女の子が手足をくねくね動かしてたんだよ
上に報告したらその部分だけ映像を消すように言われたなぁ』

『全然出るじゃん』
Sさんは心の中でつぶやいた


#怪談 #怖い話 #不思議な話 #心霊 #GRAVITY百物語
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#怖い話

「紙魚」①

これは大学3回生の秋口の話です。

夏休みが明けて大学に行く私は、いつものことながらぼんやりしていました。
貧乏学生の夏休みは、まるで社会人になったように働いて終わります。
塾講師のアルバイトで夏期講習を受け持ち、隙間時間で家庭教師……ちなみに春休みはこれが引っ越しのアルバイトに切り替わります。
慌ただしい日々の中で、大学という存在が薄れていき、いざ大学が始まってもイマイチ気持ちがついていかないのでした。
どことなく現実味の無いままゼミ室に向かいます。
(早目に行ってボケた頭を切り替えるか。)と、東浩紀の小難しい本を片手に扉を開けました。
一番乗りを確信して扉を開けたのに、先客がいます。
アキオくんです。
思わず久しぶり!と言いそうになって、止めました。そもそも、私から話しかけるような関係ではないし……アキオくんは、なんだかこちらに気付いていないようだし。
目の前のアキオくんは、丁度扉を背にして座っています。何やら本を読んでいるみたいで、やはりこちらに気付いていない様子です。
ブツブツ何かを呟きながら、本に夢中なようで、文字を指でなぞったりしています。
(驚かせてみようかな。)
気紛れにそう思い、ゆっくり背後に近付いていき、いよいよあと1.5メートルという時点になって、私はギョッとします。
アキオくんの背中に、何か大きくて半透明な虫が付いているのです。大きさは5センチほどでしょうか。
(アルビノの、虫?……なんの虫だろう。)
もう少し近付いてよく見ると、どうやらフナムシのような形状の虫で、素早そうです。
長い触覚に、ダンゴムシのような体。
北海道の大自然の中で生まれた私は、フナムシのような形状の虫が、とても素早いことを知っています。
ましてやこんなに大きい虫です。ちょっと手で潰すようにして脅かせば、サササといなくなるだろうと思いました。

軽い気持ちで。



バンッ!!


虫を、叩き潰しました。

「え。」
と、私が呟くと同時に、「わぁあああ!何!?」とアキオくんが飛び上がります。
「いや、虫、潰しちゃって……。」
慌てて自分の手を見ました。
その手には、何も居ません。
「あれ、なんで……いたの!背中に虫が!追い払おうとしたら潰しちゃって。」

#GRAVITY百物語
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#怖い話

「2階に行ってはいけない家」①

私が小学生中学年くらいの時に、数カ月だけ住んだ家の話をします。

正確にいつ、どのくらい住んだかは思い出せませんが、二階建ての一軒家で酷く古い家でした。
転勤の多い父に付き合っての引っ越しは、毎度のことながら大変です。
経済的な事情からなのか、住む家はどれもひと癖ありました。その中でも一際奇妙だったのが、今回お話する家です。
その家は条件付きの借家で、隣には大家さんが住んでいました。一見した限りでは、ただの古い家でしたが、今思うと独特な雰囲気があったと思います。まるで誰かが既に住んでいるような……実際、いくつかの大型家具や壁に飾られた絵画などはそのままになっていました。
この家に引っ越す時に父が「ここに住むのは短い期間になると思うから、荷解きは最小限でいい。」と言ったので、段ボールから必要最小限の服や学用品を取り出して新生活はスタートしました。

「この家は、2階を使ってはいけないと言われているから階段を上らないようにね。」と、母に言われ、兄が「どうして駄目なの?」と聞くと、「ここはね、元々大家さんのご両親が住んでいた家で、10年くらい前に亡くなったそうなんだけれど、2階には形見が置いてあるからそのままにして欲しいということなの。」と説明されました。
ぽかんとした私たち兄弟の顔を見て、母は説明を付け足します。
「つまり、昔死んだ人の大事なものを2階に残してあって、それには触って欲しくないらしいの。だから、2階には上がっちゃ駄目だからね。」
わかりやすく言い直されて、ようやく合点がいき、私たちは頷いたのでした。

この家に住んだ時期、父と母は珍しく険悪な雰囲気でした。原因がわからず当時はただ戸惑ったものですが、後に母から聞いた話によると、その時期に遠い親戚から、弟を寺の跡取りにしたいから養子に出してくれないかという話が再び出ていたのだそうです。一度目は弟がもっと幼い時で、母と相手が揉めていたのを覚えています。
二度目の打診。母はすぐにお断りしたのですが、父が「それはいい。あれ(弟)は養子に出そう。」と言い、そこからしばらく大喧嘩していたとのことでした。

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「物理的にあり得ない」③

練習場の改修工事は1年半くらいを予定していたので、コバさんの転勤さえなければ貸倉庫を借りるよりもずっと安く済みます。
「今のところ転勤は1年以内には確実に無いです。1年後以降はちょっとわからない感じですが……どうですか?」
コバさんの問いかけに、渡りに船とばかりにみんなが御礼を言います。
「えっと、マンションの管理会社に許可は必要になりませんか?楽団員は部外者なわけですよね?」
私が確認すると、コバさんは「あ、実は確認済みでして……。とにかく集団で邪魔にならなければ大丈夫だそうです。元々一階には貸店舗がありまして、今はコンビニが入っていて誰でも通り抜けられる作りなんですよ。」と、淀み無く説明しました。それを聞いたら断る理由もなく、私も賛成せざるを得ませんでした。
(個人スペースは、本来きっと車のタイヤとか除雪道具とか入れる場所なんだろうなぁ……。)
コバさんに頼りきりでなんだか申し訳なく思ったからなのか、みんなが賛同する中で私はなんとなく引っ掛かりを感じていました。
それを悟ったのかわかりませんが、後からコバさんが「すみません。悪いようにはしないので、僕に任せてください。」と、わざわざ言いに来てくれたのが印象的でした。

そういうわけで、団所有の楽器は、コバさんのマンションの個人スペースに詰められました。
詰める時も、バラバラに1人ずつ入り、最初はコバさんの付き添いで案内されて場所を確認しながらの作業でした。
私も合鍵を持つメンバーに選ばれていたので、シンバルなど持って中に入ります。個人スペースの扉を開けると、中は綺麗に棚が出来ていて、なるほど効率よく収納できるようになっていました。「小物を奥の棚に詰めて、大きめの鍵盤楽器は手前に置く予定で……。」と、コバさんが入れる場所を説明します。
言われるままにシンバルを仕舞いながら、なんとなく違和感を覚えて周りを眺めますが、特に変わったところはありません。
(なんだろう……?)
具体的に説明できないけど、何かが気持ち悪い。コバさんが、「あ〜、ごめん!やっぱり女性には楽器が重いよね。違う人に鍵係やってもらおうか。」と私の様子を見て言います。

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「物理的にあり得ない」②

「最近疲れがなかなか取れなくて、自転車で転んで怪我しちゃってさ〜。」
と、腕に包帯を巻いて練習に現れたのは、つい2週間前で。
「しばらく乗り物には気をつけないと駄目よ。」
と、同じホルンパートのイサカさんが言っていたのをよく覚えています。
なのに、仕事を残業して深夜、バイクで帰る時に事故であっさりこの世を去りました。
ついこの間、私の隣で吹いていたのに。
定期演奏会では、イサカさんと私とワタルさん、並んで吹いたじゃないか。
にわかには信じられず、葬儀に参列しても実感がわかず、でも棺に眠る姿を見た時に(ああ、本当なんだ。)と腑に落ちて。
周りの目があるからと、一瞬ぼやけた視界をぐっと立て直して席に戻りました。
私が席に着いた時。
斎場に男性の泣き声が響き渡りました。
思わず目をやると、コバさんが人目も憚らず棺にすがりついて、「ワタルさん!ワタルさん!」と、涙を流していました。
その姿を見て、(私、この人の人間性が、とても好きだ。とても、羨ましい。)と痛感して俯いたのでした。

ある時、いつも使っている練習場が改修工事のため長期間使えないことになりました。
活動の拠点を失うのはとても痛手です。
というのも、個人持ちの楽器は個人で持ち運ぶのでどこにでも行けますが、パーカッション(打楽器)や団所有の楽器は置き場が無くなってしまい、路頭に迷うことになります。
どこかの貸倉庫を有料で借りるのも、団費でまかなえないくらいの額になってしまうので、さてどうしようかと会議が開かれました。
「転勤するまでの間なら、うちのマンションの個人スペースを使っても良いですよ。ただ、いくつか条件があります。」
そう言って、コバさんが提示した条件は以下の通りでした。

①個人スペースはマンションの一階共用ラウンジにあるが、住人以外が集団で入るのはよくないので、物を入れたり取りに来るのは1人ずつにすること。
②収納を効率よくしたいので、個人スペースにぴったりの棚を作りたい。
③合鍵を作って数人に渡すので、連絡を取り合ってうまく時間が被らないように利用して欲しい。時間帯問わず、いつ出入りしても構わない。
④もしも転勤が決まったら2週間で出なければいけないので、その間に楽器の移動先を探してもらいたい。

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