『2人のローマ教皇』【概要】2019年/イギリス・イタリア・アルゼンチン・アメリカ/125分ジャンル:コメディ/ドラマ監督:フェルナンド・メイレレスキャスト:アンソニー・ホプキンス/ジョナサン・プライス【あらすじ】カトリック教会の方針に不満を抱くベルゴリオ枢機卿は、ベネディクト教皇に辞任を申し入れる。保守派と進歩派という対照的な立場の彼らは、壁をこえて対話を重ねるが……。【見どころ】① 枢機卿の苦悩。② 教皇の思いとカトリックの現実。③ 2人の過去。④ 対話の展開。⑤ 刺さる言葉の数々。⑥ 神の気配。⑦ 儀式や美術の映像。⑧ 2人の演技。【感想】軽い気持ちで観てみたら圧倒された。なんて敬虔でピュアな人たちなんだろう。みんなから敬愛されるのも納得。保守的だったり進歩的だったりするのも、カトリックのこと本気で考えてる証拠なんだよな。2人が体験した運命的な出来事がもし本当に神によるものだとしたら、僕も神を信じれるかもしれない。似たような経験が僕にもあるから。ワールドカップの決勝がドイツ対アルゼンチンになったのも、2人への祝福のように思えた。ホプキンスとプライスの演技が凄すぎた。演技だということを忘れてしまうほどリアルだった。終盤はなぜか涙が止まらなくなった。2人の“生き方”に魂を揺さぶられたのかも。対話することの大切さを教えてくれる作品。#映画 #Netflix #ヒューマンドラマ #2人のローマ教皇 #カトリック