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(さや)

(さや)

ある商業施設のトイレに入ったときの話。
そこのトイレはやけに空いていて利用者は私しかいない。
用を足したあとなんともいえない違和感につつまれる私。
と小走りでトイレの入口に向かってくる男性らしき人と出入口ですれ違う。男性?は振り向きざま一瞬すこし驚いたような訝しげな様子で私を見てくる。
トイレ内に並ぶ立ち〇〇〇用トイレ、青っぽい室内、パウダーコーナー無い、当初に感じた違和感。
咄嗟に1つの予感が頭をよぎる。ここは男子トイレなのだ。
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