混雑した駅のホームにうずくまる女性が居て、駅員さんが声をかけてて「ちょっと座ってれば大丈夫です」と答えてたけど、手が震えて真っ青だった。乗り換えで歩いててチラ見したまでだけど、駅員さん立ち去りそうな勢いだったし介抱すべきだったかもしれない。こういう小さく降り積もった後悔の先の結果を死後くまなく確認したい。見知らぬ女性、どうか無事であってほしい。
人の少ないところを旅するのが好き。太宰の小説津軽にて、金木町長が上野駅の駅員に30分調べさせて手に入れた切符の行き先、芦野公園駅旧駅舎、いまは赤い屋根の喫茶店『駅舎』として味のある雰囲気を楽しめる。観光客は太宰の生家のある金木駅に行く方が多いけれど、わたしは静かなこの場所が好き。また春には桜のトンネルがホームに出来て観光客で賑わう
コメント