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せれな
ハニワと土偶が、明治以降どんなふうにとらえられて芸術作品などに表されてきたか、というテーマでの展示で、いろいろ考えさせられました。
ハニワは、仏教が入ってくる以前の日本らしい日本の象徴として第二次世界大戦の戦意高揚、ナショナリズムの象徴として使われていたそうです。
古墳で殉死させることを廃止するため生きた人の代わりにハニワを共に埋葬する、というのが、日本書紀に書かれているハニワの起源です。全て事実なのかはわかりませんが、古墳に埋葬されている人の中にはそう考えていた人もいたことでしょう。それなのに千数百年の後に戦争のために使われたと考えたら、とても悲しくやるせない気持ちになりました。
#国立近代美術館 #ハニワ #埴輪 #古墳


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