化粧品とかアクセしまってる棚片 | メタモンの投稿-Gravity SNS

この前友達と日帰り旅行に行った。
遊び散らかして4月になったら死ぬつもりだったから、全力で楽しんだ。でも帰り道にもう会うことないと思うと寂しくなって泣いちゃったんだ。
何も聞かずに一緒に帰ってた友達が別れ際に早めの誕生日プレゼントをくれた。
誕生日なんて迎えるつもりなかったから断ろうとすると友達はすごい悲しそうだった。
だから全部話してしまった。涙を拭ってくれて、その上で誕生日プレゼントを渡してくれた。
｢新しい環境になっても大丈夫なようにお守りみたいなものだよ。｣そう言っていた。
半ば死のうとした決心が揺らいだまま家に帰った。中身を見ると絵本だった。絵本を読むのはいつぶりだろうと思いながら読んだ。
内容は自分の存在を認めて励ましてくれるものだった。私は涙が止まらなかった。ずっとこんな言葉を求めていたというかのように刺さった。絵本の柔らかさから友達の優しさを感じた。私がずっと欲しかったものをまさか友達から貰えるなんて。
その日は泣き疲れて寝た。すごくぐっすり眠れたように思う。友達は受験を終えた私が不安定なことをずっとわかってたんだろう。
あの本は私の宝物になった。
私にはもったいないくらいの良い友達。

化粧品とかアクセしまってる棚片付けたー[にこやか]