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犬顔な猫

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あれから14年。
当時、中学校の卒業式を迎えた日でした。
卒業式を終えて家に帰ると、テレビから流れていた衝撃的な映像が今でも忘れられません。
「東京がヤバいことになってるよ」
姉の言葉は信じられませんでしたが、テレビを見て、ただただ信じるしかない状況に変わっていきました。

実際は東京ではなく、福島県沖で起きた大震災。
そして、地震による被害以上に、津波や火災が引き起こした被害が圧倒的に大きかったことが、時間が経つごとに明らかになりました。

震災から10年が経ち、日本中を旅行していた時期。
ちょうど3.11の近く、福島へ行く機会がありました。

驚いたことに、仙台駅前や宮城駅周辺は、震災の影響を受けたとは思えないほどに活気に満ちているような印象を受けました。

その後、福島原発周辺を見てみたいと思い、車を走らせました。

1時間ほど車を走らせると、そこからはまるで異質な空間が広がり始めました。

途中から、土嚢が積まれているだけの景色が続き、人々も車も次第に見かけなくなり、静けさが支配する風景へと変わっていきました。

その光景は、どこか時が止まったかのような感覚を覚えさせ、非常に異様なものでした。

当時のまま、何も変わらずに放置されたような空間。それはただの好奇心で訪れた場所ではなく、思わず心に残る深い思索を促すものだったのです。

自然の力の前で、人間の力がいかに小さいか、そして何が本当に大切なのかを改めて考えさせられました。

あの日の光景を目の当たりにして、決して忘れてはならない、あの時の記憶が今も心に残り続けています。


#東日本大震災 #福島原発 #3月11日
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