投稿

Pepero
★★★★★★★
モーニング別冊、アフタヌーン誌上に於いて連載された最高傑作。(共に講談社刊)
ある日。
日本上空から複数の生物の卵らしき物体が降り注ぐ。それらは地表到達まもなく羽化し、毛虫状のその生物は、身近にいた人間に次々と寄生し、ひっそりと人間社会に溶け込んでいく。
時を同じくして、平凡な高校生・泉新一の右手にも寄生生物が侵入、気付いた新一が腕をイヤホンコードで縛った結果、寄生生物は新一の脳髄に寄生することなく、そのまま新一の右手に寄生着床した。
その日を境に、寄生生物らが起こす猟奇殺人事件が頻発するが、それは彼らにとっての『食事』に過ぎなかった。
やがて新一の右手に寄生した生物は急速に成長、自我を覚醒し、新一との共存を余儀なくされる。
右手に寄生した『ミギー』。
そう名付けられたミギーと新一は、次々と襲いかかる寄生生物らと戦闘を繰り返しながら、その原因と彼らの目的、果てには『人間』という種についての根源まで探る事態へと進んでいく。
『寄生獣』(2014年)
★★★★★★☆
主人公・泉新一を染谷将太
寄生生物ミギーを阿部サダヲ
その他寄生生物役に
深津絵里、東出昌大、浅野忠信らが出演。
『ゴジラ -1.0』の山崎貴監督がメガホンをとる。
『寄生獣 完結編』(2015年)
★★★★★☆☆
前作の後編にして完結編。
個人的には浅野忠信との対決描写が原作から改変されていた部分が引っかかるが、それ以外は概ね良作。同じく山崎貴監督作品。
『寄生獣 -グレイ-』(2024年)
★★★★★★★
Netflixにて、原作世界を踏襲しながらも、同時期に韓国にも寄生生物が現れたという観点から描かれる。脚本自体はオリジナル。
しかしながら原作愛に満ちており、オリジナルではあるが、随所に原作リスペクトが垣間見られる非常に良質な作品。
全6話からなるドラマシリーズ。
最終回のポストクレジットに、驚愕の隠し玉あり。
さて。
#映画
#小さな幸せ
#寄生獣
#岩明均









コメント
関連する投稿をみつける

Pepero
★★★★★☆☆
世間から忌み嫌われる転売ヤーとして日銭を稼ぐ吉井。
3年務めた工場からは昇進の話も出るが、吉井はそれも断り辞職。
恋人アキコと共に郊外の広くて安い物件に引越し、転売の日々を重ねる。
やがて吉井はいつしか不特定多数から恨みを買う存在となり、身の回りで不可思議な出来事が頻繁する様になる。
彼を纏う憎悪の渦は激しさを増し、遂には吉井の前に、明確な殺意として姿を現す───。
前半から、暗い質感の映像世界が紡がれ、徐々に不穏が増していく演出は、さすが黒沢清監督の為せる技であると感銘を受ける。
しかしながら、後半に向けての展開が、日本という国の中で起こる出来事としてはいささか常軌を逸し、リアリティが急にトーンダウンしてしまう。
そして主人公吉井が絶体絶命の窮地に陥った時、郊外でたまたま雇ったアルバイトの佐野くんが驚く程に裏社会に通じており、その謎の力を駆使して吉井を助けに現れる。
おそらく賛否が分かれる作品かと思われるが、個人的には前半秀逸、後半落胆、だった。
トータルで及第点。
個々の役者の演技力は非常に良き。
#映画
#小さな幸せ










Pepero
★★★★★★☆
凶悪殺人事件の被告として死刑判決を受けた死刑囚、鏑木慶一。
拘置所内で吐血した彼は病院へと搬送、その車内で突如として暴れだした鏑木は、そのまま夜の街へと姿を消す。
大失態を犯した警察は、鏑木の事件を担当した
又貫指揮の許、捜索に乗り出す。
決して穏やかでは無い包囲網の中、鏑木は顔を変え、潜伏を続ける。
何故、彼は逃走するのか?
そして、また別の殺人事件が発生。
その手口は鏑木の事件に酷似しており、模倣犯の仕業であるとの見方が強まり、やがて容疑者は逮捕される。
───人間の尊厳を賭けた、命懸けの逃走の果てに、光はあるのか。
『冤罪』という名の『罪』は誰を裁くのかを問う、疾走感溢れる逃亡劇。
『鏑木慶一』の身に、明日は我々が、身を落としているかもしれない。
#映画
#小さな幸せ










Pepero
★★★★★☆☆
ウィンター・ソルジャーからドナルド・トランプへ。セバスチャン・スタンの化けっぷりは見事。
肉体改造と特殊メイクのおかげもあろうが、観終わる頃にはドナルド・トランプにしか見えなくなっていた。
世界で1番ヤバい大統領と言われ、怪物と評された
『あの男』は、最初から怪物だった訳ではなかった。
20代のドナルド・トランプは、父親の不動産会社が政府から訴えられ、破産寸前という危機的状況下にいた。
そんな中、政財界の大物らが集まる高級クラブで、悪名高き辣腕弁護士、ロイ・コーンと出会う。
勝つためには手段を選ばず、時の大統領でさえも顧客に抱えるコーンは、ナイーブな青年ドナルドに興味を持ち、彼に『勝利の3ヶ条』を進言する。
ルール1:攻撃、攻撃、攻撃
ルール2:非を絶対に認めるな
ルール3:勝利を主張し続けろ
この3つのルールに則って動くコーンは、敗色濃厚だった父の会社の危機も救い、次々と難局を切り抜けていく。
青年ドナルドはコーンの手腕に心酔し、彼が掲げる3ヶ条を自らにも浸透させていく。
やがてドナルドは様々な事業で成功を収め、コーンすら考えもしなかった稀代の『怪物』へと成長していった。
ドナルド・トランプが、全米上映阻止に動くほどに隠したかった彼の過去、そしてその素顔が描かれている。
トランプが掴む栄光と、コーンが辿る衰退。
その対比が、作品自体に絶妙なコントラストを生む。
そして世界は、この『怪物』が動かす第2期目のアメリカ合衆国に注視する。
今後の賞レースでも暴れまくりそうな1作が、誕生してしまった。
#映画
#小さな幸せ










藍
「だれでも映画を撮れる時代の幕が開く」
《MIRRORLIAR FILMS(ミラーライアーフィルムズ)》はクリエイターの発掘・育成を目的に、映画製作のきっかけや魅力を届けるために生まれた短編映画制作プロジェクト。年齢や性別、職業やジャンルに関係なく、メジャーとインディーズが融合した自由で新しい映画製作に挑戦。発起人に山田孝之さんなど
監督:小栗旬さん(出演:藤森慎吾さん)が“父親あるある・愚痴”を脚本にし、それを妻が読んだうえで製作した一本や、浅野忠信さんが「SHOGUN」出演をきっかけにメガホンを取った一作、他にも不思議で不気味な作品や、心温まる優しい時間が流れる作品など、長編映画では味わえないような多様な映画が一度に体験できます
私は6月にSEASON5でこの映画を知って以来です。映画館で映画を鑑賞する形でしか応援できませんが、映画好きとしてこの先のSEASONも見届けていきたいです
しかし残念なのが2週間限定上映であることです。全国ロードショーや観客動員数第一位など、映画が公開されるたびによく耳にしますが、これは監督・脚本・出演俳優・関わるスタッフの皆さん全てがどれだけの知恵と時間を費やして作っているか、改めて普段観ている映画の”制作”について考えさせられます


Pepero
★★★★★☆☆
主演 タイ・シェリダン
共演 ベン・アフレック
クリストファー・ロイド
監督 ジョージ・クルーニー
この面子だけで衝動的に観てみた。
J.R.モーリンガーは、離婚した母と共に彼女の実家へと移り住む。
そこで叔父のチャーリーや家族に囲まれて、悪くない日々が始まった。
母を捨てた父親は、ラジオ番組のDJ。
だが母を傷付け、アルコールに溺れたその男は、肉親ではあるがJ.R.のトラウマだった。
それでも、そんな少年の心を家族は癒してくれた。
母はやはり強く。
祖父や祖母は優しく。
叔父のチャーリーは、生き方と本を読むことを教えてくれた。
J.R.とは、ジュニアという意味。
忌み嫌う父親のジュニア、その名前の意味を聞かれる度に傷付きながらも、彼は成長していく。
恋をして、捨てられて、また恋をして。
叔父が経営するテンダー・バーで本を読み耽りながら、J.R.はチャーリーと店の常連客たちに様々な教訓を教えてもらいながら、大人になっていく。
そう、これはそんなおはなし。
特に大きな盛り上がりがある訳ではないが、主人公の成長を丁寧に繊細に描いていく。
うん、悪くない。
#映画
#小さな幸せ









もっとみる 
関連検索ワード
夏実
原作が傑作だと思うあまり、実写見てませんでした 結構出来がいいんですね?!
サソリベイダー🥷
アニメしか見てないけど 全部面白そうですね 見てみたいです[ほっとする]
miimii
寄生獣こわくてみれません😱