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鏑木清方「桜もみぢ」
美人画の名人として知られ、今なお高い人気を誇る鏑木清方。実はその元になった技術は江戸時代の歌川国芳のものです。
歌川国芳→月岡芳年→水野年方→鏑木清方→伊東深水と続く流れは彼らの住む町から玄冶店(げんなだな)派と呼ばれており、美人画を江戸から現代に伝えています。
清方の特徴はなんといってもその時代における風俗的な雰囲気かなと思います。この絵は商家の姉妹2人が秋に山へと赴いている様子で、左の姉はキセルを持って紅葉を見ながら黄昏れ、右の妹は籠の中で寛いでいるのか、姉のタバコ休憩を待っているのか…
当時のタバコ事情は、武家の娘はあまりせず、商家や農家の娘はやっていたそう。今ならアイコスになるのかもしれませんね。

#アート #美術館
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