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k(CV:五ェ門)

k(CV:五ェ門)

皆さんは、家族の日記を読んだことはあるだろうか。
お相手が生きている間はないだろうね。
では、亡くなった後は?
日記でなくても良い。
何なら、メモのようなものでも。

私の母は、記録魔のような人だった。
母に家には、あちこちに母のメモが残っていた。
その瞬間に頭に浮かんだこと、テレビやラジオを視聴して気になったこと、せねばならぬことなど、普通の裏紙にメモしていた。
私は、それらを捨てることはできなかった。

母の声を聞くことはもはやできない。
しかし、母の書き残したものを読むことはできる。
それが何年前のものであっても、母の言葉を読むと、まるで、今、母と対話しているような気分になる。
対話ではないか。
母の一方的な言葉だから。

日記やメモには、遥か昔、何十年も前に亡くなった父への言及もある。
昔の我々子ども達への思いも述べられている。
私自身、既に忘れてしまい思い出すのが難しいような出来事も、日記の中には現れる。
かつて母と共に訪れたとされる旅先の記録なども、メモの中に残されていたりする。

私のライフログも、いつか兄弟にとって、そういった存在になり得るのだろうか。
ネット上に残した記録は、人の目に触れぬことなく、そのまま消えてなくなりそうだ。
その存在を知るのは、書いた当人である私だけ。
一番本音を書いているはずのものなのに。
私の本心は、家族の誰にも知られずに終わる。
まるで、映画「永遠の片想い」の中の手紙のようだ。

#日記 #メモ #ライフログ #本音 #永遠の片想い
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コメント

k(CV:五ェ門)

k(CV:五ェ門) 投稿者

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母に家には→母の家には

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なまえは、まだない。

なまえは、まだない。

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ここでみてますよー!

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k(CV:五ェ門)

k(CV:五ェ門) 投稿者

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猫さんにご覧いただけるのはありがたいけれども、ここは仮想空間、つまり、異世界ですから。その限界は、やはりあろうかと思います。

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皆さんは、家族の日記を読んだことはあるだろうか。