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ヨスガ

ヨスガ

私は珍しく尿意を感じていた。

今日は予約していた献血の日だ。
検査も済まし、珍しく用を済ましとこうとお手洗いへと向かい、準備万端にして自由に飲める自販機にてミルクティーを選び、飲んだ。

(しまった。ホットのつもりが冷たいのだった…)

一気に飲み干し、次はホットティーを選び窓際で雑誌を立ち読みしていた。
暫くすると呼ばれたので献血室へと向かう。

針には強い方だが今回は刺されるのが痛かったなぁ。

携帯を弄りながら時間をもて余す。
テレビを観つつ、携帯を弄る。さほど寒くはなかったが、看護師さんが毛布を掛けてくれた。
心なしか手足が冷たいけどまぁ、いつも通り大丈夫だろう。

30分が過ぎた頃、唐突に尿意が私を襲ってきた。

(…うわぁ…トイレ行きたい。まだ終わらないよなぁ。んーでも我慢できるか)

時計を何度もチラ見しながら携帯を弄る。

チラリ、時計をまた見遣るが2分も経ってない。

(あぁ…冷たいの飲んだせいかな、めっちゃトイレ行きたい!!!)

其からと言うもの、左右にある時計を交互に見つつ献血どれくらい残ってるんだろうと回収されていく私の血小板を(今回は成分献血)見ると結構ふっくらしていた。

だがなかなか終わらない。
だんだん手足が更に冷たくなってきて進行具合を見に来た看護師さんに初めてカイロをお願いした。ついでにお腹も温めるやつ借りた。

しかし!!
しかし尿意は増すばかりだ。
何てこった恐らくあと10分は残っている。
今で5分は我慢しただろうか…

そしてやっと終わったのだが、終わったとて直ぐにはトイレに行けない。針を抜いて血圧測って軽い問診みたいなのして…私の膀胱は限界を迎えそうだ。

なのにこんな時に限って初めて血圧で引っ掛かる。144と高かった。二回目もする。なんと次はもっと高い165だった。流石に漏らすわけにはいかない…看護師さんに尿意の限界が近いのを知らせると再度測ること無く、最初の測定値で記録してくれることに。ありがたい。

念のためにベルを持たされ私はせかせかと後頭部で看護師さんの声を聞きつつトイレへと向かった。

はぁぁぁぁぁぁあ、スッキリ\(^ヮ^*)/♪

無事間に合いましたとさ!こんなん初めて。

いやぁ、何で血圧高かったんだろ?やっぱりトイレ我慢しすぎたのかな(笑)

#なんて事なき日常に小説風に
#オチはない
#献血
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