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apochoco
友人が沖縄の「森川公園」に行った際の話。
友人のAさんが大学時代、B子、C男、D男と言う友人が居た。
ある日の夜、ドライブに行こう！とこのメンバーで車を走らせ糸満から北上していた際、心霊スポットへ行きたいとC男が言い出し、有名な「森川公園」へ行くことになった。
駐車場へ入り、暫く待機するも何も起きず。
別の場所行こうか‥と諦めた様にエンジンを掛けようとすると、後部座席に座っていたB子が突然悲鳴を上げた。
「どうした？！！」
と全員で心配そうにしているとB子は
「あの‥坂辺りからおばあさんが‥手招きしてると思ったら凄い勢いでこっちに近づいて来たの‥‥目の前まで来たから怖くて目をつぶってたけど‥目を開けたら消えちゃって‥」
B子の言葉に全員顔を引きつらせる。
とにかくここを出た方が良いと、車のエンジンをかけ、駐車場の出口へと向かった。
駐車場のスペースを抜け、細い道を道なりに左へ曲がれば直ぐ出口となり大通りへと出れる。
車も来ないので、直ぐ出ようと車を動かそうとした瞬間、右側から突然バイクが猛スピードで走ってきた。
「危ない！！！」
運転手のC男がバイクに気づき思わず急ブレーキを踏んだ。
その反動で、乗っていた全員少し体制が前のめりになり目を瞑って衝撃に耐えた。
C男「あのバイク危ないな‥もう少しでぶつかる所だった‥」
Aさん「本当ビックリした！もう早く‥行‥」
全員顔を上げ、目の前の光景に愕然とした。
目の前には、壁があった。
バイクが横切らなければ4名とも今頃壁に激突しこの世には居なかっただろうと、Aさんは語ってくれた。
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