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apochoco
とあるカップルが南部の某廃病院に肝試しに行ったのだが、何か起こる事を期待していた割には特に何も起きず、少しドライブしてから帰ろうと言う事になった。
近くのコンビニに寄りコーヒーを購入した後
暫くドライブを楽しんだ。
夜中という事もあり運転手をしていた男性は次第に眠気が来たのでそろそろ切り上げようかと言う話になり、彼女を家まで送る事になった。
彼女の家は中道を更に奥に入った、車が一台通れるかどうかと言う程の小道に入った辺りにある。
彼は眠気もあり、小道に入るには暗すぎて通るのに躊躇した。
彼 「なぁ、申し訳ないけどここまでで良い?俺この先までは入りきれんわ」
彼女 「え?!家の前まで送ってよー。‥…じゃあ、ジャンケンに私が勝ったら送って!私が負けたらこっから1人で歩いて帰るよ。」
彼 「分かった」
2人はジャンケンをし、結果彼女が負け1人で帰る事になった。
車を降りて手を振り道を歩く彼女。
暗い中を歩くからと彼女が視界から消えるまである程度見守った後、車を出そうとハンドルに手をかける。
すると携帯の着信音が鳴った。
彼女からだった。
さっき帰ったばかりなはずだけど何かあったのか?と電話に出る。
すると受話器の彼女はこう言った。
「ねぇちょっと!やっと繋がったけど今何処?!コンビニで置いてきぼりなんて酷くない?!」
------------------end
夏の季節なので怪談を少し。爆
友人の友達が体験したリアルな話だそうな↑
肝試しするのも良いですが、霊は時としてこう言った悪戯をします↑
お気をつけを。
#怪談 #心霊 #肝試し #百物語 #夏
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