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セミの幼生
果ては超絶上手い絵に「写真でいいじゃんw」と言ってしまう訳だけど、技法とかスキルとか、そういうことに感動するのも芸術好きのあり方の一つじゃないかという気がする。というかむしろそっちの方が高度な気もする。
今日はフランスが産んだ小説家、レーモン・クノーの誕生日。
彼の代表作「文体練習」は、1つのストーリーを99通りの異なる文体で描いたという実験小説。
筒井康隆とか、時雨沢恵一など好きな人はハマるんじゃないか。
文体というのは本来、描きたいものをより良く描くためにあるものだけれど、それ自体でもってカタルシスを得られるのは実に面白い体験だ。
ちなみに「文体練習」についてのアンサイクロペディアも面白いのでオススメしたい。
…ていうか翻訳者すごいよね…。
#あと18日
#レーモン・クノー
#小説

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