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ガードマン好き


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作家の中で村上春樹が1番好きなんだけど、よく知らない人に言うと「難しいもの読んでるんだね」と言われることが多い。誤解である。俺にとって村上春樹は"文章が合う"作家なのであって、つまりは1番頭を使わずに、簡単に読めるから好きなのだ。村上小説に得るものはほとんどない。得るのは濃密な読書体験と、まるで幼い日に行った美術館で見た絵のような薄ぼんやりとした心象風景。それだけである。
村上小説はどこか寂しい。村上小説はどこか救われないし、なるようにならない。それは人生に酷似しているように感じる。それが俺が村上春樹を好きな理由ではないかと思う。そして同時に、かっこいい。男は・・・と言い切ってしまっていいのかわからないが、男は別世界にいつも憧れている。「ここではないどこか」。そして村上小説の世界は、まさにそんな憧憬を誘うかっこよさに満ちている。
ひとつ感じるのは、推理小説が好きな人には向かない、という点である。村上春樹の文章には、なんの答えもないしなんの解決もない。「文字で描いた絵」、そのようなものだと思った方がいい。そこには説明がない。しかしだから美しいのだと思う。
村上春樹:1979年、『風の歌を聴け』により30歳でデビュー。あまり知られていないが作家デビュー前には自らのジャズ喫茶を開業していた。神宮球場でビールを飲みながら観戦していた際、ヤクルト先頭打者・ヒルトンが左中間に二塁打を打った瞬間に小説を書くことを思いつき、そのまま作家となる。
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