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正論茶
6月16日金曜日
天気は晴れ
私は武家屋敷界隈がどのようなものかは、もちろんリサーチ済みである。
イシダ タミのそれはもう風情ある街並み。
映え映えの映え!である。
しかし実際に訪れてみるとその界隈は、オシャレと古風がマリアージュしちゃってる、とても素敵な界隈であった。
入口から心の琴線に触れる焼物屋さんがあった。
様々な焼物が売られており素敵にまみれていた。
ちな撮影禁止。
そして見つけた放課後ティータイムスポット。
カウンターで注文したわらび餅ドリンクを、そりゃーもうズルンズルンと飲み干しましたとも!
「タピオカよりも飲みにくいね。」
そんな可愛らしい意見もあるとか無いとか。
おなかいっぱいなのにティータイムしちゃったよ。でも歩き回ったからカロリー相殺なはず。きっと。信じてる。
そこからは野村家武家屋敷後を見学させてもらった。田舎のおじいちゃんおばあちゃんの家を彷彿とさせる武家屋敷。
玄関から入ると正面には武者鎧がお出迎え。こんにちは。家の中は質素ながらも丁寧な作りの日本家屋。
書もかかっていた。内容は全く分からないが私ほどの人になると分かる。これは古の封印の呪言であると。
また、深緑の空飛ぶ悪魔、通称ウグイスを封じめる箱型の呪器も展示されていた。触るなと書かれている。当たり前だ。これに触れると即座に呪術が発動しホーホケキョと鳴かずにはいられないという恐ろしいものだ。私は知っている。
様々な部屋を見れば見るほど祖父母の家が思い出された。幼少期に訪れた優しい祖父母の家を。懐古の匂いを嗅ぎながら奥へと進む。素晴らしい立体感のある日本庭園を横切り、茶室へと向かった。茶室への階段が石造りであったため、私の相棒はツボ押しされてメキメキ健康になった。その代償に痛みが伴ったようだった。
見学を終え、引き返すと日本庭園の池にヌシクラスのデカすぎるコイが泳いでいた。中でも輝く白いコイがとびきりの美しさを纏っていた。ないすばでーである。あー恋しちゃってる。
見学を終え、外に出た。
さすがはおじいちゃんおばあちゃんの家である。
ちなみに私の両祖父母の家はずっとマンションだ。


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