失踪について最近よく考えていしまう。フェードアウトとか、きちんとした別れの儀式とかしないまま、突然今までの世界から居なくなりたいと思うのである。いつも「なぜ人生は一回しかないのか」と考えに囚われている為、突然思いついた方法が失踪だった。全ての章を書き終えないで、突然別の章に飛べればいいなって。無責任なこととは百も承知で、そうすれは、前の章は明確に終わっていなくて、気が向けばまた始められるかもしれない。という甘い考え。(甘過ぎるのはわかっているんだけれど。)選択(/完結)しなかった未来をたまに思い出してみたい。口の中で飴を転がすみたいに。気づいたらその飴は口の中からいなくなっているだけれど、失踪してみたいなあってずっと考えている。そんな最近。
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