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ヒロ🦻【えんの木】

ヒロ🦻【えんの木】

1.ペアトレのトレンド

・1960代より米国で発展してきた治療プログラム

・もともとは“育てにくい”といわれる子,指示に従えなかったり攻撃的な行動を取ったりする子どもに対応するプログラムとして開発された。

・対象:発達障害のある子どもの保護者。

・原理:行動理論を背景とする。

・目的:環境調整や子どもへの肯定的な働きかけを学び,保護者や養育者の関わり方や心理的なストレスの改善,子どもの適切な行動の促進と不適切な行動の改善

‐子どもの障害を治すためのものではなく,保護者が子どもの行動を理解し,子ども一人ひとりに合わせたより効果的な対応を身に着けるためのもの


2.日本におけるペアレントトレーニングの普及

・厚生労働省精神障害者総合推進事業で「市町村で実施するペアレント・トレーニングに関する調査について」(厚生労働省 )で、発達障害児への早期の支援として,各市町村は,保護者に対して相談・助言・紹介などを行うことが制定。

・発達障害児・者の支援ニーズの高まりに対応するために,発達障害支援センターが,支援を必要とする方やその家族により身近な地域の医療・保険・福祉・教育・労働等の関係機関と連携して支援に取り組むことが,「『発達障害者支援センター運営事業の実施について』の取り扱について」の一部改正という形で求められた。

・発達障害者支援体制(地域生活事業) の家族メニューとして各市町村で支援を求める保護者が,身近なところでペアトレ等の子育て支援を受けることができるような体制づくり。

※ すべて平成26年度

・ペアトレが日本で実施されて20年以上たち効果も認められ、2021年度からの障害福祉計画でも,発達障害支援体制の基本方針の活動指標のひとつとして,ペアトレが検討されて いる.


ペアトレの現状と課題

・保健師や保育士,障害児相談支援事業所等の職員の保育や福祉領域の養成教育の中で,保護者支援に関する支援技術を学ぶ機会がほとんどない。

・ペアトレにはある程度の専門性(心理学や行動分析学等)が必要とされ,成果を上げることや普及が難しい。

・「何をもって『ペアトレ』といえるのかが分かりづらい」「ペアトレを実施する専門職がいない」‐地域における普及が十分に進んでいない(厚生労働省,2020)
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