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ときたまご

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座右の銘を聞かれて「運も実力の内」と、一見頭悪そうな答えだけを書いちゃったので、ちょっと解説しておこう。

「運」というのは、あえて意味を言語化するなら、"偶然に良いことが起きる巡り合わせ" みたいな感じだ。
その偶然の出来事を「実力」と言い張る文句に違和感を持つ人は多いと思う。

しかし、間違いなく運は実力と大いに関係する。

ブルーロックというアニメ(漫画)がそれを実に分かりやすく解説してくれている。
運と実力についての関係性に触れている作品は、実は結構少ない。私はその解説シーンで、いたく感動した。
私の投稿を読むくらいならブルーロックを観たほうがいい。めっちゃ面白いし。

閑話休題。

モンティ・ホール問題というのを知っているだろうか。
文字数の関係で、コメント欄にどういう理論か結論だけ書いておく。知らない人はコメントを先に読んでほしい。
モンティ・ホール問題のシチュエーションで、アタリ/ハズレの勝負をする場合、勝率の高い理論を知っている人と、それを知らない人では圧倒的に前者の勝率が良くなる。
しかし、絶対に勝てるわけでもない。
モンティ・ホール問題の理論を知っていれば、2/3の確率で勝利できる。しかし、裏を返せば1/3の確率で負ける。
最後の最後に勝負を分けるのは「運」だ。
では、運次第なのだから当て勘で選んでいいのか?──それが違うことはここまで読んできた人ならわかるだろう。

運というのは努力次第で当たりに行ける。確率で、だが。
理論を勉強したり、技術を磨いたり、当たりに行くための試行回数を増やしたり、いろんな方法で運に当たりにいける。

私が言いたいのは、運に当たる確率を高めるためには、何らかの実力が必要ということだ。
だから「運も実力の内」を座右の銘として掲げている。
余談
たまにプロの将棋棋士で、対局後、「たまたま勝ちました」と言う人がいる。
私はこれを運も実力の内と言える何よりの証拠だと考えている。
将棋で最初から最後まで手を読み切れる人間はいない。
読みが効かない範囲では、経験に基づく勘(当て勘ではない)によって、自分の考えうる最善手を導き出す。それが正しい手だったかどうかは、局面が進んでみなければ分からない。相手の応手によっても正誤は入れ替わる。
そんなギリギリの鍔迫り合いの中で勝敗が決したとき、そこに確かに実力に内包される運が存在する。
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コメント

ときたまご

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【モンティ・ホール問題】 ゲームマスターが3つの箱の中に1つだけアタリの玉を入れて、プレイヤーに選ばせる。 マスターはどの箱にアタリが入っているか知っていて、プレイヤーは知らない。 まず、プレイヤーが箱を選ぶ。その段階ではまだ箱は開けない。 次に、マスターが選ばれた箱以外のハズレの箱を1つ開ける。 その後、プレイヤーは最初に選んだ箱を開けるか、残ったもう一方の箱を開けるか選択する権利をもらえる。 その2回目の選択でアタリの箱を引けば、プレイヤーの勝ちというゲームだ。 結論だけ書くと、後者の残ったもう一方を開けるほうが勝つ確率が2/3になる(最初に選んだ箱を開けると勝つ確率は1/3)。

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ときたまご
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なぜそうなるかはここでは解説しない。 機会が要望があれば、別の投稿で書こうと思う。
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