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ZERO
ある街に3人の家族が住んでいた。そしてその家族には一つ約束事があった。それは「お天道様が出てない間は外にでちゃいけない」というごく簡単な約束であった。
ある日、太陽が隠れている時、10歳の少女がが母親に尋ねた。
「なんでお父様はお天道様が出てない間に外に出るのですか?」と尋ねた。
母親は答えた。
「あの人は私たちが安心して暮らせるように家の周りをお天道様の代わりに守ってくれてるのよ」
そう答えると少女は、
「じゃあ、お父様はお天道様と同じくらいすごいんだね。」
と満面の笑顔で答えた。
そう話して数刻が経ち少女は眠りについた。
母親はリビングで父親の帰りを待ちながら紅茶を飲んでいた。
しかし、いつも帰ってくる時間に何故か父親は帰ってこなかった。
それに不安を持ち母親は何かを決心し、少女を起こし
「今からお父さんを迎えに行ってくるから待っててね。お天道様が出てくるまで外に出てきちゃダメよ。大丈夫すぐに戻ってくるから」
と言い、少女を1人家に置いて外に出た。
少女は母親に言われた通り待ち続けた。
その日はいつにも増して静かであった。
少女は待っている間眠くなってそのまま寝てしまった。
数刻して目が覚めた少女は家の中で母親と父親を探したが見つからなかった。どのくらい待っても戻ってこなかった。
少女は棚からランタンと一つのオルゴールを出して白いリボンで髪を結びお天道様の出てない中外に出てしまった。
外は少し霧がかっていてたまたま見つけた水路を歩いて行った。
すると奥から何か重い足音が聞こえ、水路の脇道に隠れた。
何かが通り過ぎるのを待ちながら怯えて隠れていると水路の奥から父親の持っていた小さな鐘の音が聞こえ、脇道から走って出た瞬間、少女は何かに食べられてしまった。
その後、太陽がのぼり朝になって、近くの墓地で女性の死体、大橋下の水路でオルゴールと壊れたランタン。そして血のついた白いリボンが見つかった。
Bloodborne 白いリボンの少女
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ちきちぃた
私自身は霊を信じていません。
不思議な現象は脳のバグ、高感覚と呼んでます。
小学生の頃、親友の家は特殊な形状をしていて庭が広い和風な平家で一つの部屋を囲うようにして廊下がありその廊下の周りに部屋がある家でした。
真ん中の部屋は向かい合わせに扉がありいつも開けているため玄関を入るとその部屋を突き抜けて廊下の向こう側が見えます。
ある日親友の玄関先で話してたところその部屋のタンスの横のところに白い綿飴みたいなものが(モヤモヤとしたものがくっきりその空間に浮き上がっていた)落ちていました。親友が振り返った時にはもう既になくなっていて友達は真顔でした。後日その話をもう一度すると嫌がられながらも昔庭にウサギを埋めたと話していました。まぁ、辛い記憶だったから嫌だったのかなと思いました。
中学に上がって、あの部屋は親友の部屋になり不気味さ減りました。ただ、あの回廊には一切光が入らなくなり回廊の突き当たりの部屋は猫の部屋となり開かずの部屋となっていました。親友の家庭環境も著しく悪くなり、お母さんの様子がおかしいことやお父さんは耳がほぼ聞こえなくなっていました。
親友はホラーマニアになっていてあの部屋で親友とあの子供の頃の話していたところ、突然停電しその時家にいた彼女の父親が停電を治すために回廊を歩き始めました。すると玄関から子供が走るような重量感のある裸足のペタペタとした音を含んだ足音がバタバタと廊下を走り抜けました。その時完全に彼女の父親とすれ違ったと思い停電を直してくれた後に聞きに行きました。
何もいなかったと話していましたが、親友はまた真顔になっていました。その頃には私も何かあるんだろうなと思ってもう何も言いませんでしたが、よくこれであんたホラー見れるなぁとは思いました笑
その子の家は数年前に更地になっていてもうないです。
親友には言えないけど元々は神社だったんじゃないかな?と思っていて、なんでかって言われてもわからないけど祀る場所?祠?みたいなのがあった場所もなんとなく見当がつくんですよね。試しに家族に言ってみたら形状的にそうかもしれないと言っていました。知らんけど。私は親友さえ元気でいてくれればよかったのであの家を出てくれて安心しました。
まだ他にもあるので上げますね。

こ〜ちゃん🌱
週末の朝、まだ日が昇りきらない静かな時間。こ〜ちゃんは、いつものようにワンちゃんと散歩に出かけました。ひんやりとした空気の中、軽やかな足音とリードの音が響きます。「今日はいい天気になりそうだな」と心の中でつぶやきながら、穏やかなひとときを楽しみました。
家に戻ると、家の中はまだしんと静まり返っていました。リビングの時計を見ると、朝の6時。みんなが起きるにはまだ少し時間がありそうです。そこで、こ〜ちゃんは「よし、ピザを作ろう」と決心しました。前回、孫と一緒に作ったフライパンピザが好評だったことを思い出し、今回はもっと大きなピザを作ることにしました。
「カタカタ」とボウルを取り出し、手際よく生地を作り始めます。前回よりも生地の分量を倍にして、ホットプレートいっぱいに広がる特大サイズに挑戦。生地をこねるときの「ふにふに」という感触が心地よく、オリーブオイルの香りがキッチンに広がります。
生地を寝かせている間に、トッピングの準備です。照り焼きチキンを香ばしく焼き上げ、「ジュワッ」と肉汁が弾ける音が聞こえると、こ〜ちゃんは思わず笑顔になりました。「これならみんな喜んでくれるだろう」と期待を胸に、チーズやピザソースもたっぷり用意します。
ホットプレートに生地をのせると、「じゅううう」という焼き音とともに、家中に香ばしい匂いが広がり始めました。その香りに引き寄せられるように、ママと孫がリビングに現れます。
「おじいちゃん、なに作ってるの?」と孫が目を輝かせながら駆け寄り、ホットプレートの上の大きなピザを見て「わぁー!大きい!」と歓声を上げます。ママも驚きながら、「朝からこんな素敵なピザが食べられるなんて!」と微笑みました。
焼き上がったピザを切り分けると、サクッと軽い音が心地よく響きます。テーブルには大人用に淹れたばかりのコーヒー、子どもには冷たい野菜ジュースを用意しました。孫が「いただきまーす!」と元気な声でピザを頬張ると、「あつあつ!でも、おいしい!」と幸せそうに笑います。その姿を見たこ〜ちゃんは、心の中で「作ってよかったなぁ」と思わずつぶやきました。
週末の朝に広がった大きなピザの香りと笑顔の食卓。家族で過ごすこのひとときは、何よりも温かく、そしてかけがえのない時間となりました。










きずあり
伝統だからといって、それが正しいとは限らない
Just because something is a tradition doesn’t mean it’s right.
Anthony Bourdain、投稿者訳
昨夜ウォーキング中に、お嫁さんのご両親に携帯に電話をいただいた
昨夏、次男が籍を入れ来月披露宴の予定なので、関連したことだろうと思ったら、お父様のお母様、お嫁さんの祖母が亡くなったという
喪中の結婚式や披露宴をよろしくないとする考えもあるが、どうだろうかというご相談
お二人は我々が問題視しなければ予定通り実施させてやりたいという
銭ゲバの私の脳裏に浮かんだのは、キャンセルや延期の場合の損失と、すでに案内を出している招待客の皆さんへの影響だ
「むしろ貴家のご親族の中での話であり、私どもが問題視する理由はありません」
そうお伝えしたら安心された
「(離婚した、息子の)母親には私からお聞きした内容は伝えておきます」と話したが「私たちからこの後お電話しますので」と言う
何かある都度、二度ずつ手間をおかけし、恐縮だがお願いした
ウォーキングから潜伏先に戻り顛末を交際相手に話した
まだ夫を亡くた時の葬儀の記憶も新しい彼女は、弔意を表すことについて私以上に重視した
「結婚式はまだだけど、もう籍をいれているから親戚なのよ」
その通りだ
お嫁さんの名字も変わったし、きずあり家として弔意をしめさないと
お父様は次男で喪主でないと聞いたので、香典では目に入らない
お嫁さんのご家族、ご親族にわかりやすいよう、お花を贈る案が出てきた
安くはないが仕方ない
「出すなら私個人のフルネームだろうか?」
「そうでしょう、でなければ『一同』になるけど」
『一同』といっても身寄りがほぼいない私には結果は一緒だ
元妻はどうするつもりだろうか
しないとは思うが名字を戻した敵陣には親戚だけは大勢いる
数に任せて「元妻家一同」で出して来たらどうしよう
対抗手段としてパチンコ屋の開店祝みたいなのをバァーンと行くか!
#AnthonyBourdain

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