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HIIRON
『白鳥とコウモリ』(幻冬舎)
「迷宮への誘い/いばらの道/蚊帳の中へ/歪んだ交差/不穏な共鳴/光と影/迷宮の果てに」(小説幻冬)それぞれの作品をもとに加筆し、長編としてまとめられた作品。「善良な弁護士・白石健介が遺体で発見され、ひとりの男が殺害を自供した。そのため、事件は解決…のはずだった」という場面から物語が展開される。加害者家族・被害者家族・警察・検察・弁護士の心情が丁寧に複雑に描写されていた。また、親が起こした犯罪のせいで子供が何らかの損失を被ってしまう理不尽さに同情を覚えた。500ページと長いため、本書を万人に薦めることはできないが、ポロリと涙が流れるような後味の良い一冊であった。✨
#読書 #読了 #古典
#GRAVITY読書部 #読書記録
読書の星
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コメント
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HIIRON 投稿者
灰谷を除く全ての登場人物に憐憫の情が湧きました…。[大泣き][星]
小國(おぐに)
親が犯罪者になると子供も迫害の対象になるでしょうね。想像しただけでツライ。
綵映
読んでみます。