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ヒロ🦻【えんの木】
【予告】次回は8月8日(火)18:10~「咀嚼瞑想」について語らいます。
今回は「遂行機能障害」について語らいました。
〇遂行機能
「目的を持った一連の認知活動を効果的に遂行するための機能」
①動機と意味づけに基づいた目標を設定
②①を達成するための計画を策定
③実際の行動を効果的に行う能力
・「認知のPCDA」
目標設定 → 行動計画 → 実行 → 作業記憶 → モ ニ ター → 修正 → さらに新たな目標設定
・前頭葉の内でも背外側前頭前野が決定的な役割を果たす。
〇遂行機能障害
・前頭葉の特に前頭前野を中心とした脳損傷で出現する
・前頭前野と他の領域との間で互いに繋がっている。さまざまな領域の損傷が前頭前野への離断をもたらため大脳後方の損傷であっても遂行機能の障害が出ることもある
action disorganization syndrome(ADS) (Schwartz ら 1991)
「日常的な多くのステップを含む課題を遂行することの困難」
・課題に関係するすべての物品を認知できるが,物品の使用が不適切
・行動の構成要素が脱落する
・他の行動が混入する
・行動順序を誤る
・1つのステップを反復する
〇回復のための方法
1.遂行システムの直接訓練
スケジュール,献立などの計画課題,文章形式の問題解決課題,数字パズル,新聞, 電話帳,地図,時刻表を調べる,レクレーション活動のような複雑な活動のシ ナリオの立案 → 活動の実行
(治療者は修正して計画できるような活動を提案)
2.課題特異的な手段の教育
課題を修正し,難しい課題の性質を変える
3.言語的媒介による行動の調整,自己教示法
自分で自分に対して命令する
はっきりと発音する段階から、次第にボリュームを小さくしていく
4.問題解決訓練
複雑な課題を分解して解決する方法を教える
①問題を熟読
②設問を作り
③指示の理解を確認する
④問題をより細かく対処しやすい課題に分割
⑤実行
⑥結果を評価
⑦誤りを見つける
⑧訂正
代案
①課題に対する代案を出してもらう
②与えられた情報を系統的かつ注意深く比較
③適切な情報と不適切な情報の判別
#音声ルーム #遂行機能障害 #脳内

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ヒロ🦻【えんの木】 投稿者
正直、今回のテーマは調べたものの自分でもピンと来てません。 でも原体験になったと思います。まだまだ勉強が必要です。