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ヒロ🦻【えんの木】
【予告】次回は7月20日(木)18:10~「子どもへの不適切な興味」について語らいます。
今日は「八つ当たり」について語らいました。
〇八つ当たりする人の性格特性?
・自己評価が低い?
・自己中心性が高い?
・気が短い?
・精神的余裕がない?
八つ当たりという現象を性格特性のせいにしてしまうと…
①その人と距離をおく行動
②遺恨に基づいた反撃を画策する
③怒りの反芻が起きる
〇ヒト以外でも八つ当たりする
「日常の八つ当たり」
①仕事に集中している(行動が連続強化された状態)
②声をかけられる,PCが故障する
③「あ!?」とか、舌打ちをする
「行動を強化されたハト」
①箱の一方にA「固定されたハト」、もう一方にB「キーをつついて餌を食べるハト」
②Bのハトにいくらキーを叩いても餌を出させなくする
③BのハトはAのハトに攻撃を始める
〇攻撃することの価値
「攻撃性好子」…攻撃行動によって、自動的に生じる刺激
例)攻撃することでスッとする感じが好子となる
強化された行動をしているとき→消去・弱化される→攻撃が好子としての価値を上げる
攻撃的な性格をしているからではなく、攻撃することの価値が上がっている
〇「ストレスは吐き出した方がいい」の危険性
「たまったストレスを発散すべき」というルール
・動物は危険を察知したら闘争・逃走・硬直
→ 【人間は言語のせいでそれがうまくいかないことがある】
・発散するために攻撃を助長する恐れ
例)正当化や開き直り
〇発散をされる側の対応
・受け入れなければ…、吐き出させなければ…
→ 被攻撃的な子育て、DV、虐待など
・社会的罰を与える
◯悲劇を生まないために
八つ当たりの価値を下げて、平和的な解決法の価値をあげること
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