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ろびのわーる
【概要】2022年/フランス
ジャンル:コメディ/戦隊もの
監督:カンタン・デュピュー
【あらすじ】
男女5人からなる"タバコ戦隊”は、地球を侵略者から救うため、日夜奮闘していた。しかし、ネズミのボスから団結力不足を指摘され、秘密基地での特訓を命じられるが……。
【見どころ】
①とことんくだらないC級映画。
② お洒落なフランス語と内容のギャップ。
③ブラックでシュールな“怖い話”。
④ぬいぐるみのようなボス。
⑤アシスタントロボの活躍。
【感想】
冒頭の戦闘シーンのインパクトがあまりにも大きく、どんな展開が待っているのかワクワクする。
戦隊メンバーの名前がアンモニア・メタノール・ベンゼン・ニコチン・水銀…顔と名前を見比べて笑ってしまった。ちなみにメンバーに喫煙者は1人もいない。
これ以上はネタバレになるので観てのお楽しみ。
ブラックな笑いやくだらなさが好きな人にはオススメの作品。中盤はメンバーなどが語る“怖い話”がメインとなるため、全体的に見ると短編オムニバスのよう。夜中に目覚めて眠れないときに観るくらいがちょうどいいかも。
ちょっとだけグロ&ゴアがあるので耐性がない人はご注意を。
#映画 #UNEXT #フランス映画
#タバコは咳の原因になる #コメディ

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ろびのわーる
【概要】
2014年/インド/91分
ジャンル:ヒューマンドラマ・コメディ
監督:M・マニカンダン
【あらすじ】
南インドのチェンナイ。スラム街に住む幼い兄弟は、街に初めてできたピザ屋に興味を持つが、そのピザの金額は家族の1カ月分の食費よりも高かった。ふたりはピザを買うために、あの手この手でお金を貯めようとするが....…。
【見どころ】
① スラム住民たちの人柄と生活感。
② お金を稼ぐために奮闘する兄弟。
③ ピザ屋で起こる騒動。
④ 兄弟の純粋さと自然な演技。
⑤ 大人たちの醜さ。
【感想】
ピザを食べてみたいという素朴な願い。その目的のために奔走する兄弟のひたむきさと行動力がいじらしい。
反対に大人たちの身勝手な振る舞いが腹立たしく、痛い目に遭ってくれと願っていた。
終盤の展開と結末は想定外だったけど、救いがあってほっこりした。
#映画 #UNEXT #ヒューマンドラマ
#ピザ #インド映画


ろびのわーる
クリスマスイブの朝、メイドが主人マルセルの部屋に伺うと、彼は何者かに殺されていた。家に居合わせたのは妻や娘、義理の妹など女性が8人。手がかりらしきものから犯行は内部の人間と思われ、彼女たちは互いを疑い出す。
親族が集う屋敷を舞台としたワンシチュエーションの会話劇。殺人事件なのでベースはミステリーだけど、ドタバタ感とブラックな笑い、そして間に挟むミュージカル的な歌唱によって軽やかなコメディに仕上がっている。
親族6人にメイド2人を加えた計8人の女たち。8人の間にある三角関係がもつれにもつれ、マルセルを中心とした八角関係のような構図が浮かび上がってくる。
会話だけでこの複雑な関係性を観客にわからせるのだから、脚本がいかによくできているかがわかる。
女優の面子がすごい。フランスを代表する名女優が揃っていて、演技はもちろん風格というかオーラがある。また、それぞれが纏っているクラシックでゴージャスな衣装も魅惑的。
歌唱シーンも素晴らしく、コメディだからなんとなく滑稽なんだけど、美しい歌詞と歌声にしっとりとした気分になってしまう。
そして結末もドラマティック。クリスマス映画としてもオススメしたい。
久しぶり2度目の鑑賞。知的でお洒落でちょっとブラックなフランソワ・オゾン監督の作品、やっぱり好き。
#映画 #UNEXT #フランス映画
#クリスマス映画
#8人の女たち


ろびのわーる
【概要】2021年/アメリカ
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:トッド・スティーブンス
主演:ウド・キア
【あらすじ】
元ヘアメイクドレッサーのパトリックは、老人ホームで静かに余生を送っていた。ある日、かつての顧客リタの死化粧の依頼が届き、旅に出ることに……。
【見どころ】
①主人公の強烈なキャラクター。
②ヘアメイクのテクニック。
③過去や死と向き合う主人公の葛藤。
④実話を元にした作品。
⑤流れる歌の歌詞。
【感想】
とにかくパトリックがお洒落。大胆な言動も細やかな仕草も格好良かった。
ウド・キアが役にハマりすぎていて普段からゲイなんじゃ?と思ったらやっぱりゲイだった。ちなみに監督もゲイとのこと。
流れる歌の歌詞がどれも素晴らしくて刺さりまくった。
取り残された老人の切ない物語だけど、ちょっと元気をもらえた気がする。歳をとっても仕事をしていれば若々しくいられるんじゃないかな。
#映画 #映画鑑賞 #UNEXT
#スワンソング #ウドキア


シエラ
ストーリー
ウェディングプランナーとして30年間、数え切れないほどの結婚式をプロデュースしてきたマックス(ジャン=ピエール・バクリ)は、そろそろ引退を考えていた。
そんなある日、17世紀の城を舞台にした豪華絢爛な結婚式の依頼が舞い込んだ。いつも通り式を成功させようと、完璧な準備を整えたのだが、なんと集まったスタッフたちが全員ポンコツ!!バンドのボーカルは新郎の希望と真逆の歌を熱唱しワンマンショー気取り、カメラマンは写真撮影よりもつまみ食い、ウェイターは新婦にうつつを抜かし、おしゃべりに夢中…。マックスの努力も虚しく、次第に式は大惨事と化す…。
前途多難すぎる結婚式、果たして、チーム一丸となって成功させることはできるのか!?
感想
フランス作品らしいクスッと笑えるシーンが多い。
もう…とにかくまったく使えない人たち。任せた仕事もできないそんな連中をまとめるのは、観ているだけでイライラしますが(笑)全てを覆すラストの素晴らしさ。
スタッフロールで流れるこの曲にウルウル🥹
そんな人生もあるよ
なんだか前向きになれる作品でした。
#セラヴィ
#フランス映画
#ジャンピエールバクリ
#コメディ
#映画


CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU (SINGLE VERSION)

ろびのわーる
2007年/イギリス・ベルギー・フランス/119分
ジャンル:ドラマ/ロマンス
監督:フランソワ・オゾン
【あらすじ】
20世紀初頭のイギリス。食料品店の娘エンジェルは、幼い頃から上流階級の生活を夢見てきた。彼女はその豊かな想像力と文才を生かし、若くして作家デビューを果たす。瞬く間に富と名声を手に入れ、夢を実現したかに見えたエンジェルだったが……。
【見どころ】
① エンジェルの生き様。
② エンジェルの美しさ。
③ 成功と挫折。
④ 皮肉たっぷりな描写。
⑤ ラストのセリフ。
【感想】
美人でピュアで才能もあるエンジェル。なのに1ミリも好きになれない。人の話を聞かず、自分の世界の中だけで生きているような典型的な天才肌。
忠告を無視してダメ男に惹かれてしまう。脳内では志村現象が。もちろん結果は言うまでもなく、しかもぜんぜん笑えなかった。
人の話を聞かないというのは、才能でもあるし欠点でもある。芸術家や研究者ならいいけど、人と接することにはあまり向かない。僕もどちらかと言えばそっち寄りな気がする。
エンジェルを好きにさせないように誘導する見せ方がオゾンらしい。感動も感情移入も全くしなかったけど、観て損した気はしなかった。
この作品は客観的に観てしまいがち。でもエンジェル本人はどう感じていたんだろう。もしかしたらドラマティックでロマンティックな人生だったかもしれない。
ラストの一言を言いたいがために作られたような作品。皮肉ってこういうこと。
#映画 #UNEXT #恋愛映画
#エンジェル #フランソワオゾン

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