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ろびのわーる
人付き合いが苦手なフランは、自宅と会社を往復する平凡な日常を送っている。友人も恋人もいない彼女の唯一の楽しみは、幻想的な死の空想にふけることだった。親しみやすい新たな同僚のロバートとの交流をきっかけに、フランの日常はきらめき始めるが…
全体的に淡々としていてなかなかドラマが始まらない。フランはドラマを求めていないから。
自分のことを語りたがらない人って、必ずいる。そもそも会話したくないのかもしれない。フランもその1人。1日の半分くらいは空想に耽っている。
僕も妄想したり脳内シミュレーションをよくするので、気持ちはめっちゃわかる。でもフランのあからさまな態度は見ていてちょっと痛々しい。
その誰も寄せ付けないフランの心に、はじめて触れようとするのが同僚のロバート。誰とでも絶妙な距離感を保てる言動は安定感がある。
歳の差は少しありそうだけど、すごく相性がいい雰囲気の2人。縮まりそうでなかなか縮まらない関係がもどかしい。
フランって宇宙人みたい。でもそこがいいのかも。早く人間になってほしい。
#映画 #映画鑑賞 #ミニシアター
#時々私は考える

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