共感で繋がるSNS
GRAVITY

投稿

いちいち

いちいち

パティシエです。
この前、"みつける"に、"菓子のレシピで無塩バターと塩少々と書いてあるのですが、有塩バターではダメでしょうか?"ってあったので、少し解説します。
すでにご存知の方は全然スルーしてください。

結論からいうと、有塩バターには"少々"以上の塩が含有されてます。
コーラに思った以上に砂糖が入っているのと同じ原理です。
スーパーで同じメーカーで同じ量の有塩と無塩が売っていたなら、有塩の値段の安い分が塩に置き換えられてます。
菓子は無塩、料理は有塩を主に使いますが、そもそも料理は塩味を"付ける"目的、菓子の塩は甘味をいっそう引き立てる役割なので、有塩バターでは逆に塩味が甘味を相殺してしまいます。
何にでも例外はあって、うちの店には、塩味を出す焼き菓子が一品あります。(写真のカステラ)
それにはわざわざ有塩バターを仕入れて使用しています。
ケースバイケースです。
菓子を作る際は、出来上がりをイメージして、使い分けてくださいね。
余った無塩バター100gに対して塩を1.5〜2g加えると、有塩バターになりますよ。

若いパティシエさんにはいつも言っていることなのですが、菓子屋の修行は菓子の作り方を勉強するのも大切ですが、それ以上にひとつひとつの材料の特性を知ること、それが一番です。
僕が尊敬しているパティシエさんが言ってたけど、ケーキに大切なもの、それは「1番鮮度、2番材料、そして3番目が技術!」です。
普通のチーズとクリームチーズは何が違うのか?
同じ葡萄から作られるワインとブランデーの違いは?
グラニュー糖と上白糖、粉糖は何が違うのか?
スイートチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコの違いは?
常に疑問を持って、ケーキ作りすると楽しくなってきますよ。
GRAVITY
GRAVITY76

コメント

まだコメントがありません
関連する投稿をみつける
いちいち

いちいち

パティシエです。
おうちでケーキを作るとき、メレンゲをツルンって上手に作るコツを少し、、。
いいメレンゲとは、キメが揃っていてツヤがありヒカーってテカリます。
(菓子によってはダックワーズのようにボソボソまで立てるモノもありますが、、。)
メレンゲに限らず、シフォンもスポンジもパウンドケーキもロールケーキも、いい生地にはツヤがあります。
きちんと乳化できている証拠です。

卵白は新鮮よりも、例えば一度カチコチに凍らせて、解凍すると、卵白のぷりぷりなコシが切れていいメレンゲがたちます。
解凍したりする手間が面倒くさいなら、ぷりぷりの卵白にキウイの汁を入れると、酵素の力でコシを切ることができます。
お菓子屋はたいてい卵白を一度凍らせて、解凍してから使ってます。(もちろん卵黄は鮮度がいちばんですので、すぐに使ってください。)
次に卵白はしっかりと冷やすこと。(中にはマンデルラングドシャのように、メレンゲを温めてホットメレンゲを使用するレシピもありますが、)

そして大切なのは卵白と砂糖の量。
卵白の量に対して砂糖が半分以上なら、砂糖を2〜3回に分けて加えながら立てます。
卵白の量に対して砂糖が半分以下なら、最初に砂糖の全量を入れて、一気に立てます。
ちなみに写真のメレンゲは卵白240g、砂糖120gで作ったモノ。
最初に砂糖を全部入れて立てたもの。8分立て。
菓子によって例外はありますが、だいたいこの方法で、最高のメレンゲが完成です。

上記は自分の経験則なので参考程度にどうぞ。
あと、煮詰めたシロップを加えるイタリアンメレンゲに関してはまったく別のコツがあるので、また機会があれば、、。

GRAVITY3
GRAVITY104
こ〜ちゃん🌱

こ〜ちゃん🌱

こ〜ちゃんのチョコチップパウンドケーキ

週末、台所には甘いバターの香りがふんわり広がっていた。こ〜ちゃんは、キッチンで黙々と準備を進めている
今日は「チョコチップパウンドケーキ」を焼くことにした。

「ママも甘いもの好きだからなぁ。みんなで食べたらきっと喜ぶぞ」
そう呟きながら、こ〜ちゃんは板チョコを細かく刻んだ。カタカタッと包丁のリズミカルな音が響く

オーブンの予熱を始めると、ほんのり温かい空気がキッチンに広がる。さて、そろそろ本番だ

材料

薄力粉:150g

ベーキングパウダー:小さじ1

無塩バター:100g

砂糖:70g

塩:ひとつまみ

牛乳:100cc

チョコチップ(または刻んだ板チョコ):50g


下準備

パウンド型にクッキングシートを敷く。

オーブンを180℃に予熱する。

牛乳は常温に戻しておく。


作り方

1. バターと砂糖の優しいハーモニー
ボウルに溶かしバター、砂糖、塩を入れ、泡立て器でゆっくり混ぜる。バターの香りがふわっと立ち上がる。「うん、いい香りだ」


2. 牛乳を少しずつ…じっくり丁寧に
牛乳を少しずつ加え、その都度しっかり混ぜる。一気に入れると分離しやすいから、ゆっくり、ゆっくり。「焦らず、じっくり。料理も人生も、そういうもんだ」


3. 薄力粉とベーキングパウダーをふるいながら加え、ゴムベラで切るように混ぜる。粉が見えなくなったら、刻んだチョコチップを投入。「おぉ、いい感じだ!」


4. 生地をパウンド型に流し込み、表面をならす。そして、少し高いところから「トン、トン」と数回落として空気を抜く。「よし、オーブンへ行ってらっしゃい!」


5. 180℃のオーブンで30〜35分焼く。途中、ふんわり甘い香りが部屋いっぱいに広がり、孫たちが「ねぇねぇ、いい匂いする!」とワクワクしながらキッチンを覗き込む。


6. 竹串を刺して、何もついてこなければ完成!「よし、できたぞ!」粗熱を取ったら、お好みの厚さにスライスして、温かい紅茶やミルクと一緒にどうぞ。


焼きたてのパウンドケーキを切り分けると、チョコチップが溶けてとろ〜り
孫が一口食べて「おいしい!こ〜ちゃん、最高!」と満面の笑みを浮かべた
「そうか、そうか。おかわりもあるぞ!」こ〜ちゃんは孫の小さな頭をぽんぽんと撫でながら、焼きたてのケーキをもう一切れ
GRAVITY5
GRAVITY72
いちいち

いちいち

パティシエです。
NYチーズケーキ、今まさに焼き上がりました。
美味しいレシピ、業務用ですが、記しておきます。
上から順番に混ぜていくだけです。

7号サイズ 6台分(6号なら9〜10台、5号なら14台取れます。)
柔らかくしたクリームチーズ 3600g
グラニュー糖 900g
塩 少々
サワークリーム 1800g
卵 1320g
溶かしたバター 360g

クッキーの砕いたもの810gに、グラニュー糖180g、溶かしバター315gを加えて合わせたものを型の底に、みっちみちに敷く。
チーズケーキ生地を流し入れ、湯煎焼きで
170°c 約55分から65分くらいで様子を見ながら焼き上げる。(写真の色づき具合)
焼き上がったら、型ごと冷ます。(すぐには柔らかすぎて外せない)
あとはアプリコットジャムを塗ったり、生クリームでフルーツ飾ったり、お好みでどうぞ。
GRAVITY
GRAVITY83
こ〜ちゃん🌱

こ〜ちゃん🌱

紅白鶏ハム

こ〜ちゃんは台所に立つと、自然と顔がほころぶ。義理の娘である「ママ」と孫たちが集う正月のために、料理を作りはじめます。今日は、「紅白鶏ハム」
にんじんを鶏むね肉でくるりと巻き、レンジで仕上げる華やかな一品
「お正月には、こういう紅白の料理が嬉しいよね」とつぶやきながら、こ〜ちゃんは慎重に肉を巻いていく。自然に笑顔になっていく。レンジの中から「チン!」という音が聞こえると、孫たちが「できたの?」とわくわくしながら寄ってくる
出来上がった鶏ハムを切ると、にんじんのオレンジ色と鶏肉の白が美しいコントラストを描き、食卓が一気に華やかになる。「わぁ、きれい!」と孫が目を輝かせると、「塩味がちょうどいいな、ビールに合いそうだ」
😁ママも笑顔を見せた
こ〜ちゃんは家族が囲むテーブルを見渡し、胸がじんわりと温かくなるのを感じた。「お正月はね、家族がそろって笑顔で過ごすのが一番だよ」と言いながら、こ〜ちゃんもビールのグラスを持ち上げる
孫たちは紅白鶏ハムを口いっぱいに頬張りながら、無邪気に笑う。そんな姿を見て、ママも「今年も頑張れる気がする」とほっとした表情を浮かべる。料理の香り、家族の笑い声、そして温かな会話
こ〜ちゃんが用意した紅白鶏ハムは、今年の正月も家族の幸せをぎゅっと詰め込んだ一品となりました
材料
鶏むね肉:1枚
にんじん:1/2本
塩:小さじ1/3
☆下味
酒:大さじ1と1/2
砂糖:小さじ1と1/2
塩:小さじ1と1/2
作り方
1. 鶏むね肉は厚さが均一になるように切り込みを入れます。ラップをかけて麺棒でたたき、約1cmの厚さに伸ばします。長方形になるよう整えると仕上がりが美しくなります
2. 保存袋に鶏むね肉と☆の調味料を入れ、袋の空気を抜いて口を閉じます。袋の上から軽く揉み込み、冷蔵庫で一晩寝かせます
3.にんじんを千切りにし、塩を振って揉み込みます。5分置いたら水気をしっかり絞ります
4. 鶏むね肉の表面の汁気をキッチンペーパーで拭き取り、縦長に置きます。奥2cmを残してにんじんをのせ、手前からしっかり巻きます
5. 巻いた鶏肉を耐熱容器に置き、ラップで二重に包みます。600Wの電子レンジで2分30秒加熱し、上下を返してさらに1分30秒加熱します
6. 加熱後、ラップに包んだまま粗熱を取ります。食べやすい大きさに切って、お皿に盛り付ければ完成
GRAVITY5
GRAVITY70
いちいち

いちいち

パティシエです。

娘はケーキ作りに全く興味がありません。
写真は娘が中1のとき作った最初で最後のビッシュドノエルです。
でも料理を作るのが嫌いな訳ではありません。
一人暮らしなのに、自ら魚を一から捌いて煮付けやフライは作るし、洋食もスープからアヒージョ、中華まで何でも料理します。
肉のワイン煮や、凝ったひとり鍋を作ったり。
料理作りはほんとうに好きみたいですが、ケーキやスイーツは絶対作ろうとしない。絶対に。
知識はあるから、バレンタインに彼氏にラデュレのマカロン贈ったりするけど。

うちの店のスイーツのレシピ集をすべてノートに書いて娘には残しているけど、きっと使わないだろうな。
自分の代でお店閉じようと思う。
だから出来るだけここに、レシピを公開するね。
GRAVITY2
GRAVITY40
ベアー

ベアー

【いちご生チョコタルト】
(イイネを沢山してもらったのでレシピのせてみる)

材料
チョイスビスケット1箱
無塩バター50g
ビターチョコ50g
ミルクチョコ150g
生クリーム100㎖
いちご1パック

作り方
①ジップロックにチョイスビスケット1箱を入れて粉々になるまで砕く。
②ビスケットを砕いたらジップロックに溶かしたバター50gを入れて混ぜる。
③綺麗に混ざったら底が抜けるタイプのタルト型に押しながら敷き詰めていく。
④タルト生地を型に敷き詰めたら冷蔵庫で休ませる。
⑤冷やしてる間に耐熱ボウルにビターチョコ50gとミルクチョコ150gを細かく割入れ生クリーム100㎖も入れレンジで500w1分温める。
⑥レンジから出しよく混ぜてガナッシュにする。
⑦冷蔵庫からタルト生地を出しタルト生地の上ににガナッシュを流し入れ平にして冷蔵庫で冷やす。
⑧冷やしてる間にいちごを洗って水分を拭き取り半分に切っておく。
⑨終わったら冷蔵庫から出して上にいちごを並べて完成。

チョコ200g中50gをビター(ブラック)チョコにする事で甘すぎず大人なあじに味になり食べやすくなります。





GRAVITY
GRAVITY13
いちいち

いちいち

パティシエです。
よくケーキ屋で、フルーツタルト等のタルトの土台となっているアーモンドクリーム生地です。
レシピ、載せておきます。
業務用の量です。覚えるの簡単です。
柔らかくしたバター 450g
粉糖 450g
卵 450g
アーモンドパウダー 400g
小麦粉 50g
ラム酒 25g
上から合わせていくだけです。

市販のタルトカップに絞って、180°c 25分〜30分ぐらいで焼き上がります。
あとは上にカスタードクリームを絞って、フルーツを飾り付けるだけで完成です。

GRAVITY
GRAVITY97
もっとみる
関連検索ワード

パティシエです。