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ㇼㇼー 🫀🪡 🫀
3回見かけて、その度にサッと逃げていく子が、2週間ぶりに会うと、わたしの顔を見るなり鳴いて近づいてきて、足元にすり寄ってきた。
猫をほとんど見ない、見かけてもだいぶ離れたところで逃げていく。
そんな場所で猫に枯渇していたわたしには、これはあり得ない現象で、固まってしまった。
ぁぁ。
この日を境に、なにかが変わってしまったね。
白い毛が本当に白くて、艶々と輝いていて、野良猫と思えない美しさだった。
容赦なくゴハンを要求してくる顔、よく見ると鼻に皺が入ってて、怒った柴犬みたいで可愛い。
不細工な顔も、好きになると愛おしくなってしまうよね。
そんな過去を見つめていたら、
わたしはこの子に罪なことをしてしまったんだろうかと苦しくなった。
「もうすぐ私はいなくなるの。
だから、それまで、仲よくしよう!」
そんなつもりで接した私は、軽率すぎたのかな。
こんなに私を愛してくれた存在、いなかったかもと思えるほど、愛されてしまった。
要求に応えられない辛さと、一緒にいられる奇跡の日々の喜びとで、どうしていいのかわからなかった。
苦しんでるのに、毎日が充実して、ハートはイキイキとなってた。
いろんな気持ちが入り乱れる。
こんなふうに色々考えてたら、愛していたのはわたさのほうだったと思えてきた。
大事な存在になってしまったから、こんなに今でも気にかけてる。苦しんだ。
いつしか、わたしのほうが愛してしまったんだろうな。
悲しいのに愛おしい。
ごめんなさいと、何百回謝っても足りない。
"そんな馬鹿なこと考えて、感傷に浸って、悲しいふりしながら楽しんでるのは、人間くらいだよ。"
とんでもない甘ったれのお転婆なのに、生きることのシビアさと、クールでスマートな生き様を見せてくれたというのに、わたしはずっとメソメソしてる。
心配するわたしが馬鹿なのかな。
教えてくれたこと、学べなくてごめんね。
ごめんね、としか、馬鹿なわたしには出てこない。
今日はとても感受性が高い。
流れる音楽に深く入り込みながら、にゃんちゃんの記録を見返していたら、目の端が冷たくなった。
たまには、私も泣くみたい。
時々、泣ける心、ちゃんとあるんだね。
#Gravityで聴いた曲 #メモリー
♫ SAY GOODBYE - Hiroshi Sato

SAY GOODBYE
コメント
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怪獣使い
じんわり夏の思い出😌 きっと猫ちゃんも同じ気持ちかな😌❣️