Osaka Castle｜おうさんの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

幼稚園の春休みが始まり、今週は3日ほどお休みがあります。

1日はママが仕事を休み、子どもと一緒に過ごすことに。そして、もう2日はこ〜ちゃんが子守を担当することになりました。

朝食を終えて片付けがひと段落すると、4歳の子どもは嬉しそうにYouTubeを見始めました。楽しんでいる様子は微笑ましいものの、動画ばかりでは少し気になります。

「せっかくお天気もいいし、公園に行こうか？」と誘ってみても、画面から目を離す気配はありません。

そこで、ちょっと工夫をしてみることにしました。

「ミニオンのオムライスを作って、お外で食べるのはどう？」

この言葉に、ピンッと耳が反応。パッと顔を上げると、大きく頷いて「行く！」と元気な返事が返ってきました。

急いで卵を焼き、ケチャップライスを包み、小さな海苔で目やゴーグルを作れば、かわいいミニオンのオムライスが完成。密閉容器に詰めて、キャンプ用のカートにテーブルと椅子、水筒も積み込み、いざ出発です。

公園に着くと、子どもは「わーい！」と嬉しそうに駆け出しました。滑り台をシュッ！ブランコをギーコ、ギーコ。小さな手足を精一杯動かして遊び回ります。

一通り遊んだ後、テーブルを広げてお弁当タイム。

「ミニオン、食べるのもったいない！」なんて言いながらも、パクリ。お口いっぱいにほおばる姿が可愛らしく、こちらまで幸せな気持ちになります。

気づけば密閉容器は空っぽ。「おいしかった！」と笑顔で言われると、作った甲斐があったなあと胸が温かくなりました。

その後もたっぷり遊び、気づけば3時間が経過。帰宅すると、子どもは「ふぁあ〜」と大きなあくびをしながらゴロンと横になり、そのままスヤスヤとお昼寝。

春の穏やかな風が吹き抜ける中、子どもの寝顔を見ながら、「また一緒に外でお弁当を食べようね」と心の中でそっと呟きました。