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アザラシ

アザラシ

無印良品は、もう良品ではなくなり始めてる。

無印って、お値段以上のニトリと同じで、価格に対する品質が良いから、良品。つまりは、同じ価格帯の他社製品に比べて品質が良い。相対的な価値だった。

だから、価格を上げることで比較対象が変わり、品質による差が少なくなってしまい、良品ではなくなる。ということが起きている。

ただ、もっと本質的な、良品ではなくなることが起きている。

価格を抑えるために製造工程を見直したり、製品自体の品質を落とさずに設計を変更したりしている。企業努力という行為だ。

品質を評価するために、評価指標を設計する必要がある。つまりは、品質に関して抑えるべきポイントを複数項目考えて、チェックリストを作る必要がある。それらの項目に対して、旧製品と新製品を比較評価して、品質が同等であるか確認する。たぶん、この評価指標設計を失敗してしまったために、品質が下がる問題が起きているっぽい。

例を挙げると、コロコロテープの切れ目が切れにくくなった。切れ目の作り方を変更したせいでコストカットはできた反面、切れ目がどちら回転方向なのか分かりにくくなったし、切り取る際にスーッときれいに切り取れなくなった。明らかに品質が低下している。そして、3本セットから1本売りに切り替えたが、1本当たりの価格が高くなっている。

価格を上げると、新規顧客を取り込めなくなる可能性がある。一方で、使い慣れ親しんだ顧客は価格が上がっても離れにくい。価格を重視する一部の顧客は離れるだろうけど。

品質を下げると、使い勝手が変わるので、使い慣れた人も離れていく。いったい誰に対して物を作って売っているのか、目指す姿に対して、そうなるための課題設定、問いの立て方を失敗していると感じる。ミスマッチした問いを解いても答えは出るけど、答えは目指す姿に合ってないから、それじゃないって感じる。

企画から製品化して店舗に並ぶまでに誰も止めなかったのか?人材不足や組織構造の低さ、製品プロセスの低さを考えてしまう。コミュニケーションの仕組みも設計低いんだろうなと考えてしまう。

つらつらと書いたけど、高くなって品質落ちた。だけら、消費者の私は安くて品質も同程度の物に乗り換えるか、高くても以前品質程度の物に乗り換える。そっと離れていく
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コメント

ブゥちゃん

ブゥちゃん

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元々ブランド化して必要以上に付加価値が付いてしまう市場の仕組みに一石を投じ、ブランドを排してその分を品質に投じ良い物を適正価格で、という企業理念で始まったのが無印良品という名前にも込められているのにそれ自体がブランド化して消費者から付加価値を求められる構図になって迷走しているのは皮肉ですね。

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アザラシ
アザラシ
たしかに[にこやか] ホントにブランドを廃したかったら、工業デザイナー集団として、製品を売るのでは無く、設計を企業に売るべきだったのに、そうしなかったから、無印良品というロゴがブランド化するのは必然だったと思います。
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肩こり十郎

肩こり十郎

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長い割には普通。

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アザラシ
アザラシ
わかる。目新しいことは無くて、よくある失敗してるだけ。
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マサキ

マサキ

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長っ!!

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早くに目覚めた土曜日

早くに目覚めた土曜日

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何でもそうですけど、ブランド化しちゃったんだろつなって思います。 メジャーであるがゆえに売れる状況に身を任せたブランドはそうなりますね。 しかし大きなメーカーですから経営者はそれがわかってると思います。 方針なんでしょうね

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ノラネコウォーク

ノラネコウォーク

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以前無印のOEM元にいましたが、要求が厳しい代わりに契約規模が大きいので何とかなっていました。 おそらく今は価格と品質要求がメーカーの能力とバランスが取れなくなりつつあるのではないかと思います。 同価格帯の他社ばかりでなく、店舗内でさえ商品点数を増やしすぎて競合製品ができています。

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アザラシ
アザラシ
貴重な情報ありがとうございます。同じことを感じています。
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