楽しい時間も辛い時間もいつかは

【どんな自分も受け入れる】ということ。
今はそれが当然のように身についている。

昔は違った。

昔のわたしは、自分自身に対してすごく厳しくて、自分で自分に課したルールや条件をクリア出来ているときだけ、自分のことを好きでいられた。

自分が自分の思う通りに進まないと、そのたびにいちいち絶望した。

【幸せ】を感じていいハードルがとても高かった。

本当はたくさんの幸せを感じていた毎日を、
【幸せな日々】とは思っていなかった。

だから、どうしてうまくいかないんだろう。
といつも悩んでいた。

完璧であること。
決めたとおりに進むこと。
体調も心の調子もいいこと。

だけが、【幸せ】
だと強く思い込んでいた。

だけど、今はそもそも幸せだった。
ってことに気づくことが出来た。

なにもしなくても、なにができなくても、
完璧じゃないその状態で、もう幸せだった。

その場所から見える喜びも苦しみも全部引っくるめて、ただの幸せだった。

だから、肩の力が抜けていて、
あんなにこだわっていたたくさんの小さなことに、こだわらなくなった。

というか、こだわりたい時だけとことん追求するようになった。

わたしは、自分の【好き！】をかなり細かく追求して生きているけれど、それが無くなっても崩れても別に不幸にはならない。

執着はない。

そこが本当に変わったところだと思う。

自分の理想に向かってとことん突き進むことは今でもある。

だけどそれは、幸せになるためにやってるわけじゃなくて、ただやりたいからやってる。くらいのフラットな、本当に軽い気持ちのものになった。

だから、毎日、365日どんな日も、幸せ、と感じてしまうような自分になっちゃった。

昔の自分は許せなかったダメな自分や弱い自分。

今思うと別にそこまでダメでもないし、そのままで余裕で幸せ感じられるよって、今なら言える。

楽しい時間も辛い時間もいつかは過ぎて風化するもの