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土蜘蛛
終わってみればストーリーは割と王道なディストピア的なSFだけどそこにジュブナイルとサスペンス要素もあってかなりの欲張り作品でした、シミュレーション戦闘パートも最初こそリアルな造形の機兵が暴れ回るのを期待してたのに反して簡素なグラフィックに駒みたいな味方ユニットを動かして数値上で敵を倒したかどうかのみの表現にガッカリしかけたがステージを進める程に波のように押し寄せる大量の敵を一網打尽に倒す快感に取り憑かれていきました。数十数百の敵を1ヶ所に誘導してミサイルの一撃で倒したり、囮を出してそこに引き付けたり等戦略性もあり奥が深い内容、戦闘中の会話もステージ冒頭とクリア後にしか基本的に無くアドベンチャーパートで感情移入したキャラクター達の会話を想像しながら戦闘を進める楽しさもあり、アドベンチャーパートと戦闘パートをプレイヤーの任意でいつでも切り替えれる仕様によってもたらされる没入感はかなり楽しめました。
発売から5年ぐらい経ってるみたいでストアでは良くセール対象になってるので安くなってるタイミングで興味の沸いた人には是非プレイして欲しいゲームです！
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