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しん
【マインド形成】
目線が下を向いていると下向きに、上を向いていれば上向きに成長していく話をご紹介します。
《失敗したときの上司の質問が超重要》
A「なんでできなかったの?」
このように質問すると部下は何を考えるか?
ダメだったところにフォーカスして失敗理由を明らかにしようとします。
もう少し言えば、怒られたくないから失敗理由を正当化しようとして、言い訳思考/他責思考ができあがります。
最終的に、”上手くいかない側”の思考に取り込まれます。
一方で、
B「どうしたら上手くいくかな?」
このように質問すると部下は何を考えるか?
上手くいく方法にフォーカスして上手くいくのなんて当たり前に捉え、上手くいく方法を考えるようになります。
もう少し言えば、自分で考えることを自分に許可できるようになり、クリエイティブな発想で自ら考え自ら行動できる自走型の部下に成長します。
最終的に、”上手くいく側”の思考が手に入ります。
実例
①部下が遅刻をした
A「なんで遅刻したの?」
・道が混雑していたんです
・出るときに鍵が見つからなくなっちゃって
・目覚ましが壊れていたんです
B「どうしたら二度と遅刻しないようにできるかな?」
・15分前に行動するようにします
・前日のうちに持ち物をまとめておきます
・目覚ましを複数個掛けます
②営業ノルマが達成できなかった
A「なんで達成できなかったの?」
・雨のせいで客数が少なかったんです
・購買意欲のないお客様ばかりだったんです
・そもそもノルマが高すぎたんです
B「どうしたら達成できるかな?」
・客数が少なくても大丈夫なようにお連れ様やご家族にもお声掛けします
・購買意欲を掻き立てられるように営業力を付けます
・売れる営業マンがどうやっているのか勉強して取り入れていきます
Aは環境や他人等、自分には変えようのないことを理由にしていてることがポイントで、この思考だと課題解決を難しくしてしまってます。
Bは自分がどう変わるかに着目していて、自分のことはコントロールできるので、努力次第で課題解決を簡単だと思えます。
もし、部下が環境要因の言い訳ばかりしているようなら、それは上司のあなたの質問の仕方を工夫する場面かもしれませんよ。
あなたの質問一つで、部下が大きく成長するんです。
是非使ってみて下さいね!
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しん 投稿者
追記 《上司の在り方》 未熟な部下は経験と勉強量が少ないだけ。 だから「未熟=ダメなやつ」は大きな勘違いです。 あなたも初めは未熟だったんですから。 では、未熟な部下を前に上司はどんなマインドでいると良いかというと… 「キミは今は未熟でそんなことは知っていて、そのうち立派に成長することなんてわかりきってるんだからね」 「期待する」のではなく、見返りなしに「信じている」「知っている」というニュアンスです。 このマインドで接すると、部下は成長に疑いの余地がなくなりスクスク育ちます。 部下を変えようとせず 自分が変われば 部下が変わりたくなり 結果、変わる というシンプルな構図です。