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しん
【マインド編】
僕「高橋主任、3ヶ月経ちますが新人の田中くんの様子はどうですか?」
高「あいつぁダメですよ!やれって言ったことやらないし!毎日怒ってます」
これは以前あったやり取りです。
その後、組織が劇的に変わるきっかけとなった実際の指導をご紹介します。
『部下の失敗は上司の責任』
未熟なことなんてわかっている。
その上であなたの仕事は、田中くんが気持ちよく仕事して成長できるように仕向けること。
田中くんがダメだとは、高橋主任、あなたが「私は仕事ができません」と声高に言っているようなもの。
『言えば伝わるは傲慢、伝わるように伝えるのがあなたの仕事』
もし誰が指示しても伝わるのであれば、中間管理職なんて必要がない。
社長からトップダウンの全体送信で済む話。
なぜ中間管理職が必要かというと、それでは伝わらないから。
つまり、メンバー一人ひとりに伝わるように伝えるため。
あなたの仕事は、伝え方のクオリティを上げることと伝わる関係値を築くこと。
言ってもやってくれなかったとは「私は部下に指示を遂行してもらうことができないほどの関係値しか築けず、伝える能力も低いです」と言っているようなもの。
『偉いから上司なのではない、ただの役割』
偉くなったと勘違いして傲慢になってしまえば、誰もあなたにはついてこれないですよ。
『日々の承認が大切』
・できたことを褒める
・できたプロセスまで含めて褒める
・できなかったけど頑張ったことを認める
・頑張ってもいないけど頑張ろうとした片鱗を見つけて認める
・頑張ろうとさえしてないけど存在自体を認める
否定的なメッセージばかり届けてしまうと部下の心が崩壊してしまいます。
辞めたメンバーのことを「あいつはメンタル弱かった」と言い自分を正当化しようとする人がいますが、正すべきは自分のコミュニケーションの方。
もし、代わりなんていくらでもいると思っているなら今すぐその地位から降りて下さい。
マインドから丁寧にやり直して、もう一度チャレンジして下さい。
あなたが成長した分だけ部下が成長します。
あなたが成長した分しか部下は成長しません。
部下を変えるのでなく、役割を認識して変わるべきはあなたです、そして誰より…僕です。
まずは僕から変わります。
高橋主任、あなたはついてこれますか?
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